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直後、妻はガクガクと腰を激しく動かすと、ノドの奥から『ウウーン!』と声を振り絞り、そして痙攣しながら意味不明な喚き声を上げた。
そして僕はと言えば、ついに妻に『先輩』と呼ばせた興奮の絶頂の中、妻の中に激しく大量の射精をしたのだった。

セックスの後の心地よい脱力の中、僕は愛しい妻の体を愛撫していた。
妻は目を閉じたままぐったりと弛緩している。
ついに妻は、『先輩!』と叫びながら、かつてないほど深く激しい歓びを迎えたのだが、そんな妻のことが愛しくってならなかった。
他の男のことを思いながらイッてしまった妻のことを、夫なら怒るのが普通だろうか。
でも懸命に抵抗しながらも、最後に夫の口車に乗って『先輩イクッ!』と叫んでしまった妻をどうして責められよう。
そんな妻をより一層愛しく思う自分の心はたしかにマジカルだが、もしかしたらそれは好きな女の子をいじめてしまい、その自責の念でさらにその子を好きになる…そんな感情に近いのかもしれない。
やがて陶酔から醒めた妻が、僕の裸の胸に顔を擦り付けてきた。
「あなた、ひどい…恥ずかしいわ」
いつになく甘えた妻がさらに愛しく感じられて、額の生え際にキスをした。
「由美だって、すごく感じてたじゃない」
妻はイヤイヤをするように首を振ると、
「知りません」
と、切なそうに鼻先を僕の胸に押しつけたのだった。
僕はそんな妻の肩を抱きながら、幸せに酔い痴れていた。

それ以降、以前の淡白な夫婦生活がウソのように、僕らは頻繁にセックスをするようになった。
由美と交わった問題の日曜日の夜、再び求めて驚かせたが、さりとて妻も拒みはしなかった。
僕は午前中の興奮の嵐が冷めやらず、再び妻に高校時代を思い出させたかったのだが、それを口にするのも照れ臭く、無言で肌を合わせていた。
それでも妻の体は熱い愛液に濡れ、甘い喘ぎを繰り返すのは脳裏に高校時代の先輩との性交が残っていたのかもしれない。
静かな行為のラスト、僕が思い切って、
「谷田部!おまんこに出すぞ!」
と叫ぶや、妻は大声で、
「ああ、先輩!中に出して!」
と応え、にわかに痙攣するや、あられもない声を上げて果てたのだった。

僕らは抱き合って息を整えていたが、やがて妻が、
「今日は二度とも避妊をしませんでしたね?」
と、心配そうに言った。
「危ないの?」
「いえ…たぶん大丈夫だと思うけど」
「出来たら生めばいい」
僕の言葉を聞いて、妻はクックッと笑った。
「簡単に言ってくれますね。産むのは私なんですよ」
「出来たら3人目は僕が産んでみたい」
和やかな空気の中、休日の夜は更けていく。
(つづく)

2010.04.30 Fri l 背徳エッチへのお誘い l コメント (2) トラックバック (0) l top