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ゆきえママに促されて、もう一度お風呂に浸かることになったのですが、のろのろとバスタブの縁をまたぐ僕を、ゆきえママは慈愛に満ちた表情で見守ってくれていました。今や裸を見られるのが全然気にならないくらいに状況に慣れてしまった僕ですが、本当にこれでいいのでしょうか?
「しっかり温まるのよ」
にっこり笑顔でそう言い残して、ゆきえママが立ち去った瞬間、お風呂場を覆っていた妖気がスッと晴れた気がしました。いや、たんに湯気だったのかもしれませんが。
「じゃあ、洗濯物はこれから乾燥器に掛けるわ。ゆっくりしなさいね」
脱衣場から明るい声が聞こえました。

(ああ、失敗したかなあ?)
お湯に浸かりながら、ついつい調子に乗って、ゆきえママの指で射精までしてしまったことを後悔しました。
(まあ、やってしまったことは仕方ない。ゆきえママは一回きりって言ってたし、一度きりのあやまちということにして、これからもう一度普通の関係に戻ればいいや)
そんなことを考えていた時、脱衣所の方から再び声が掛かりました。
「ケンちゃん。下着の替えを置いておくね。別れた旦那のだけど、まだ新品だから」
「あ、はい!ありがとうございます」
まあ、少なくともゆきえママが怒った感じでもないし、深く考えないことにしましょう。

ゆきえママが用意してくれた下着は、たしかに若者向けのデザインではなかったけれど新品でした。
そのブリーフとアンダーシャツだけを身に付けてリビングに行くと、隣りの畳の部屋にお布団が敷かれていました。
「今日は練習の後で雨に打たれて疲れたでしょ?そのうちゆきえも帰ってくるから、ここでしばらくお昼寝でもしていて」
いろんな意味で僕は疲れていたので、お言葉に甘えて横にならせてもらうことにしました。
ゆきえママは、ふすまを締めて行ってしまったので、僕は一人で天井を見ながら、ついお風呂場での出来事を思い返してしまいます。
おばさんの秘めやかな指の動きや、チラッと覗いた白い下着、やがて訪れためくるめく絶頂感。なんだか夢を見ていたようです。
一連のことを思い出しているうち、無節操にも再び勃起してしまって…
(こいつもおばさんの指が忘れられないんだな)
呆れる思いでブリーフからチンコを出すと握り締めてみました。さっきあんなに大量の液を放出したというのに、それは最大最高レベルに膨張してしまっています。
(やれやれ…)
別にオナニーなどする気は無く、ただ、おばさんの把握を思い起こしていただけなのですが、ちょうどタイミングが悪く、ふすまが開いてゆきえママが入って来たので焦りました。どうやら、お盆に冷たい飲み物を乗っけて持って来てくれたみたいです。せめて掛け布団だけでも掛けておけばよかった…
「あらっ?まだ物足りなかったの?」
僕の様子を見て、ゆきえママは目を丸くし、僕は慌てて言い訳しました。
「い、いえ…ちょっとお風呂場でのことを思い出しちゃって…その…人にしてもらったのは初めての経験だったもので…」
しどろもどろについたウソでしたが、ゆきえママは『うんうん』と疑う様子も無く、畳の上にお盆を置くと、お布団の脇に正座し、優しい視線で僕のチンコを見つめました。僕はチンコを握ったまま固まるしかありません。
「…さっき、あんなにたくさん出したのに…やっぱり若いのね」
「あ、はあ…すみません」
自分の顔が赤くなるのがわかりました。さて、どうやってこの窮地を切り抜けたものやら…
(つづく)

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2013.02.27 Wed l 想い出エッチ・高1編 l コメント (2) l top