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「ああ…」
ゆきえの呼吸が明らかに乱れ始め、僕の腰の動きも徐々に早く大きくなってきました。
二人の上に掛けられていた布団が少しずつずれて、Tシャツを着た僕の背中が露出してきた。合わせた胸を離すと、ゆきえの乳房が奈緒の目に晒されることになるでしょう。
でも、ゆきえはそんなことは眼中に無いらしく、すっかり気分を出してしまって、
「ああ…ケンちゃん」
と、ハッキリと声に出しました。
チラッと奈緒の方を見ると、やはり布団の上に上体を起こし、きらめく瞳で僕らを見つめている。そして、僕と視線が合うと、ニッと妖しい(怪しい?)笑みを浮かべたのでした。

脚を真っすぐに伸ばしていたゆきえが、だんだん両膝を立てる体位に。膝を立てるとさらに性器の密着度が高まり、自然とゆきえの腰も揺れ始めます。呼吸も激しくなって、ゆきえの腰の動きはさらに活発になって行くのです。
(…危ない)
ゆきえの動きに釣られて、不甲斐なくも、いっぱいいっぱいになりそうな僕。そう、まだコンドームを付けていないのです。
いや、いつもの僕なら、この程度のピストンで漏らしたりはしません。やはりこの夜は、久しぶりに奈緒の前でのエッチと言うことで、ゆきえの興奮がハイになっていて、そのエッチオーラに僕も共鳴してしまったようなのです。まさしく奈緒の思う壺です。
僕は慌てて腰の動きを止めたのですが、夢中になったゆきえが動きをせがみ、無意識に腰を突き上げてくるものだから、さらに危ない状態に。
「ゆきえ!ちょっと待って!」
僕は慌てて、ゆきえを強く抱き締め、なんとか動きを制しました。
夢中になっていたゆきえに理性が戻ったようです。腰の動きを止めると、心配そうに僕の顔を下からのぞきこんできました。
「大丈夫?」
「…うん」
その間も、ゆきえのおまんこが、条件反射のようにピクピク括約して、危うく漏らしてしまいそうになる。僕は目を閉じて、嵐の通り過ぎるのをじっと待ち、ようやく射精危険水域を脱したのでした。
隣の奈緒に声を掛けます。
「奈緒、そこにある僕のウエストポーチを取ってくれない?」
「ん?ああ、これね?あれが入ってるの?」
勘の良い奈緒は、素早く動いて部屋の隅に置かせてもらっていた僕のポーチを持ってきてくれました。
それどころか、勝手にファスナーを開け、中に入れてあったコンドームを取り出した。さらには4個つながりのパックの一つをちぎり、薄いグリーンの中身まで出して僕に手渡してくれたのでした。まったくこういうことには異様に気が利く女です。
「あ、ありがとう…ゆきえ、ちょっと離れるから」
僕がチンコを抜く瞬間、ゆきえの性器が無意識にイヤイヤをし、ゆきえが、『あん…』と、可愛いうめき声を漏らしました。
僕は奈緒のいる側に降りると、仰向けの状態でコンドームを付け始めました。布団の中で取り付けると、濡れたチンコが高価そうな布団を汚してしまいそうで、仕方なく奈緒の前で装着することになったのです。
ゆきえは掛け布団を胸まで上げて大人しくしていましたが、さりとて抗議もしなかった。
(つづく)

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2013.06.30 Sun l 想い出エッチ・高二編 l コメント (2) l top