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祐子さんは6歳の男の子が一人いる34歳の主婦です。
親友の久美子さんが東南アジア大好き人間で、以前から一緒に旅しようと誘われていたのですが、このほど祐子さんの旦那さんの許可が下りたので、久美子さんと二人、久しぶりの海外旅行となりました。
可愛い盛りの息子大輔君を、旦那さんとお母さんに託し、心配やら寂しいやらで、ちょっと目をウルウルさせながら出発した祐子さんでしたが、20年来の親友と機上の人となるや、心はすっかりバカンス気分、学生気分に戻ってしまいました。

さて、東南アジアの国々は思ったほど蒸し暑くもなく、治安も悪くなく、ただ食べ物は思ったより辛く。
さすが東南アジア来訪10回を超えると言う久美子さんは頼り甲斐があって、日本人があまり行かない観光スポットやら、安くて美味しいレストランなどもよく知っていて、もう祐子さんは完全おまかせモード。
ビーチでは、こちらで買った思いっきり大胆な水着で、男たちを挑発しまくりです。
もちろん人妻なんだし、言葉もわからないので、外国人男性に声を掛けられても無視していましたが、久美子さんは、
「わたし一人だったら、ハントされちゃうんだけどな」
なんて言って、ニヤニヤしています。
久美子さんは旦那さんがいるけれど、子供はいないし、正社員で働いているのでお金はあるし、けっこう遊んでいそうだわ。
この旅で、久美子さんの男性遍歴なんか聞いちゃおうと思っている祐子さんでした。

そしていよいよ楽しい旅も終盤に差し掛かりました。
有名リゾート地のある島のビーチで二人、水着のブラを外して、トップレスでパラソルの陰に寝転がっていた時、いきなり久美子さんが、
「ねえ、今夜、男の子を買って遊ぼない?」
と、言い出したので祐子さんはビックリ。
「ええ!それはやばいよ!」
「大丈夫だって。みんな遊んでるよ」
「でも、もし病気とかにかかったら…」
「コンドームつければ大丈夫だし、知ってるお店は、お客のほとんどが日本人の女性で、料金は高いけど管理がしっかりしてるから、病気なんか持ってないって」
「…でも、旦那に悪いし…」
「あはは、何言ってんのよ。旦那さんだって、今頃ソープ行ってるかもよ。奥さんいなくて大チャンスだなんて。うちの旦那には彼女いるしね」
「そ、そうなんだ…」
何時の間にやら、あれこれ口説いてくる久美子さんの乳首がピンと勃っちゃってて悩ましい。
結局、久美子さんにくっついて、お店に行くだけならってことになりましたが、祐子さんはその後も夜のことが気になってドキドキでした。
外国で開放的になっていたし、露出の多い水着を男性にさらして、ちょっとエッチな気分にもなっていたので、ついて行くだけで済まないかも。なんてね。

さて、夜、久美子さんに連れられていったお店は、日本のプチホテルみたいな感じで、意外に清潔で明るいイメージ。
ロビーで見かけたお客さんのほとんどが日本人女性?女子大生風から50歳を超えたような女性もいますが、皆さんごく普通の女性なので祐子さんは改めてビックリ。日本はいったいどうなるんだ?
お互い、チラチラと観察し合いますが、あくまでも無関心を装っています。
ソファに座って、そこでアルバムになった写真のリストを渡されて男の子を選ぶシステムのようですが、久美子さんは常連みたいで、気軽に男の子の名前をオーダー。
「祐子はそうねえ…この子はどう?」
写真の感じだと、とても若そうで、どうやら現地人の男の子のようですが…
「ちょっ、ちょっと待ってよ!私はただ久美子に付き添って来ただけ…」
「わかってるって。でも人生何事も経験よ。現地の人と触れ合うのも旅の楽しみのひとつでしょ?別に時間までお話しするだけでもいいんだから、気楽に考えようよ」
「じゃあ…お話しするだけなら…」
渋々同意した朋子さんでしたが、もう心臓がひっくり返るくらいに緊張しちゃって…。
その間に久美子さんが、その写真の『ジェイ』という子を、朋子さんのパートナーとして指名しちゃったのでした。
呆然としている祐子さんに、久美子さんがいろいろ説明してくれます。
「料金は2時間で3万円だって。日本円が使えるわ。若いから時間内にエッチ2回は出来るわよ」
久美子さんはそう言って、あっけらかんと笑います。
どうやら久美子さんは、ヤル気満々みたい。

やがて祐子さんは、久美子さんと別々の部屋に案内されました。お部屋も小奇麗で、ダブルベッドに花柄のカバーが掛かっています。
飲み物を飲みながらも、生きた心地のしない祐子さん。
八年間の結婚生活で、浮気はたったの一回しか経験がありません。その相手も元カレで、今回みたいに男をお金で買うなんて、もちろん初体験。
なにやら旦那さんには悪いし、さらに可愛い息子の大輔クンの顔まで浮かんできたりする。
(私ったら、いったい何をしようとしているの?)
パニックになって自問している時に、ドアがノックされ、若い男が顔を出しました。
ジェイです。
(つづく)

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2009.12.30 Wed l 南の島で l コメント (6) トラックバック (0) l top
清潔そうな白いシャツに黒いスラックス。
それにしても若い。とりあえず部屋に招き入れ、片言の英語で年齢を聞いてみると、なんとシックスティーン!
祐子さん、実は年下の男の子が好みで、一度思いっきり年下の男の子とエッチしてみたい…なんて妄想したりしていたのですが…
でも16歳は、若過ぎる!
二人はソファに並んで座って、片言の英語と日本語でコンタクトを取り始めました。
そしてジェイもまた、祐子さんに負けず劣らず緊張していることに気付いたのです。
(この子、まだお仕事に慣れていないんだわ。年齢よりさらに幼く見えるけど、家族を養うために、一生懸命なのかもしれない)
そう考えると、なにやら意地らしく思えてくる。
それにけっこうハンサムなんです。『花より男子』出演当時のマツジュンを色黒にして大人しくした感じ。
かなり日本人に近い顔立ちなので、なんとなく安心しちゃった祐子さんでした。
でもジェイにとっては大切なお仕事なんですね。やがて祐子さんの肩に、手を回して来たのです。
「…」
一瞬体を堅くして、拒否の姿勢を取った祐子さんに、ジェイが戸惑いの表情。キスを拒否られることは、前提に無かったのかもしれません。
急にオドオドし始めたジェイの様子に、祐子さんはちょっと気の毒になると同時に、微笑ましくも感じていました。
(たしかに久美子が言うように、現地人との触れ合いも旅の醍醐味。悪い子じゃなさそうだし…まっ、いいか!)
ついに開き直った祐子さんは、自分の方からジェイに顔を近付け、唇を合わせてしまったのでした。

キスを受けてくれて、ジェイは、ホッとしたようです。続いて服を脱がそうとしましたが、祐子さんは恥ずかしいのでジェイの手を制し、自分で脱ぐことにしました。
祐子さんは、その時点ですでに、ジェイを受け入れることを決断していました。
16歳の少年を抱くのです。
高校生の頃、同級生の何人かとセックス遊びはしましたが、10代とのエッチはそれ以来。16歳は最年少記録です。
ゆっくりと服を脱ぐ祐子さんの指が微かに震えています。
そんな祐子さんの脇で、ジェイは手早く全裸になりました。小柄ですが、浅黒い肌が若者らしく引き締まっています。
黒いペニスは、まだ勃起はしていませんでしたが、それを目の当たりにして、めまいを覚えた祐子さん。
やっと全裸になった祐子さんを、ジェイは優しくベッドに押し倒し、唇を首筋から胸へと滑らせていきます。
マニュアルでもあるのでしょうか?ジェイの愛撫は型どおりですが、一生懸命さが感じられ、祐子さんは息を弾ませながらも好感を持ちました。
体中を舌と指で愛撫され、緊張していた祐子さんもしっかり濡らしてしまい、やがて充分に勃起し、コンドームをはめたペニスをゆっくりと押し込まれ、祐子さんの頭は快感というよりも、興奮でクラクラしてしまいました。
祐子さんの両腕は、無意識にジェイの背中に回されて…

メイクラブの後、やっとリラックスできた祐子さんは、ジェイと冷たい飲み物を飲みながらスキンシップを楽しみ、そしてジェイの提案で、二人でシャワーを浴びることなりました。
バスルームでは、ジェイが祐子さんの体を優しく洗ってくれます。人に体を洗ってもらうなんて、いつ以来のことだろう。
お返しにペニスをさすってあげると、間もなくジェイは猛々しくペニスをそそり立たせました。
ジェイのペニスは大きさはそれほどでもないのですが、反り返りが素晴らしく、横から見るとまるで弓のよう。
祐子さんは、ジェイのペニスを上から横から舐めつくし、正面から「オエーッ」っとなるほど深く口に入れ、ついには睾丸まで口に含んでしまいました。
こんな激しいフェラチオ、旦那さんにもしたことがありません。
やがて祐子さんはバスタブに手を付かされて、ジェイが背後から入ってきました。
コンドーム無しだったけど、もう気にしないことにした。
お尻から責められ、一度軽いエクスタシーに達した後、ジェイに優しくエスコートされ体を拭いてもらい、再びベッドに戻り道ました。
ベッドではまず四つん這いにされ、後背位で貫かれます。
責められながら祐子さんは
(最近旦那ったら、疲れるとか言って、あんまり後ろからしてくれない)
なんて一瞬考えましたが、すぐに快楽の海に呑み込まれてしまいました。
つづく騎乗位では自らお尻を激しく振り、最後は正常位で抱いてもらって射精をもらいました。あ、最後はちゃんとコンドームを付けてもらいましたけどね。

素敵な彼に料金以外のチップも渡し、別れ際には、
「きっと、また来るから」
と、約束しながらディープキス。
火照った体と頭でホテルの部屋に戻ると、久美子さんが、
「どうだった?」
と興味津々に聞いてきます。
「うん、よかったよ」
久美子さんは、祐子さんの秘かな年下好みに気付いていて、ジェイを勧めてくれたのかもしれません。
(もしかしたら久美子もジェイと寝たことがあるのかも)
まあ、今となっては久美子さんに感謝の気持ちでいっぱいですけど。
「また一緒に遊びにこようね」
「うん…」
そう答えただけで、再び股間が濡れてくる祐子さんでした。

帰りの飛行機の中、すでに祐子さんと久美子さんは次の旅行の計画を立てていました。
(早くジェイに会いたい…いや、ジェイとだけでなく、別の子とも…)
なんて考える祐子さん。
そんな祐子さんの気持ちがわかったように、
「今度は3日ぐらい逗留して、毎日違う男の子買ってみようか」
なんて過激なことを久美子さんが言いだします。
「なんならスイートを借りて4人で遊ばない?」
「いや、それはちょっと…」
思わず苦笑いの祐子さん。
問題は旦那さんへの言い訳だけでした。
(おわり)

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2009.12.31 Thu l 南の島で l コメント (2) トラックバック (0) l top