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でも、ゆきえ次第というのは本当の気持ちでもあります。ゆきえの意に逆らってまで3Pを強行するつもりは、さらさらありませんから。
黙り込んだゆきえに、奈緒がさらに説得を重ねます。
「今日は私の誕生日だし(正確には0時を過ぎてしまっていましたが)、サプライズプレゼントのつもりで貸してくれないかなあ?」
(僕はサプライズなプレゼントなのか…まさに粗品だな)
意外に静かで、でも切実な奈緒の訴えに、ゆきえはジッとしばらく考え込んでいましたが、やがて、
「…条件があるの」
と、言い始めたので、これこそまさにサプライズ。僕と奈緒は固唾を飲んでゆきえの言葉を待ちました。
「初めからコンドームを付けて。奈緒ちゃんの中では出さないで。それと…すぐに私に戻ってきて」
早口でそう告げると、思いつめた表情で僕を見つめて来たのです。
「いいの?」
ゆきえの決断に思わず聞き返しました。
「だって、私たち幼馴染の親友だし、ケンちゃんのこと信じてるし…」
健気なゆきえの言葉から受けた感動を現すために、僕はゆきえをしっかりと抱き締めて、そして唇を合わせました。奈緒は、微笑みながら僕たちを見つめていました。
「そうと決まったら、ゆきえの気が変わらないうちにやっちゃおうか!」
急に快活になった奈緒でしたが、その声を無視してすっかり二人の世界で接吻を続ける僕らに業を煮やしたのか、コンドームのパックを破って、中身をゆきえの手に押し付けたのでした。
「はい、ゆきえちゃん。付けてあげて」
ゆきえはキスを外してそれを受け取ると、あらためて僕の下半身と向き合った。そして、当然のように勃起を続けるチンコを握り、くるくると器用にコンドームを巻き付けたのでした。すでに僕らは100回以上のセックスを重ねていたので、この辺は手慣れたものです。
そして装着が終わったのを見届けると、奈緒がTシャツを頭から脱いで全裸となり、布団の上に仰向けに横たわりました。
体を真っすぐに伸ばした奈緒。乳房は仰向けに寝ても、決して横に垂れたりはせずに隆起を保ち、元々ゆきえのより大ぶりな乳首は、さらにぷっくり膨らんで愛撫を待ち焦がれているみたいです。
僕とゆきえは、奈緒の白くて美しい裸体に、しばらく目を奪われていましたが、やがて、ゆきえに一つ頷くと、僕はゆっくりと奈緒の方へと近付いて行きました。
コンドームをはめたチンコは反り返り、うなりを上げるように臨戦態勢。奈緒に添い寝するように並ぶと、
「じゃあ、入れるね」
と囁き、奈緒は頷いてからゆきえの方を見て、
「ゆきえ。ケンちゃんをちょっとの間だけ借りるね。すぐに返すから」
と、小さな声で言ったのでした。
奈緒が自分から両脚を開いて立て、僕はその間に腰を接近させる。奈緒の性器は目視できるぐらいに濡れていて、すでに愛撫の必要はなさそうです。チンコの先端を奈緒の性器に当てた状態でゆきえの方を見やると、ゆきえはすぐ横に正座して、一心に僕と奈緒の下半身を凝視していました。
僕は、あらためて(大丈夫)という風に頷き、そしてさらに腰を進めて行く。
「それでは…行きます」
「はい…よろしく」
緊張のためか、僕と奈緒は間の抜けた挨拶を交わし、僕は上体を立てたまま、そろそろと腰を進めて行きました。
(つづく)

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2013.07.31 Wed l 想い出エッチ・高二編 l コメント (2) l top