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事実、二人の交互フェラによって僕はかなり高まっていました。
そしてその時、僕はこの夜の当初の目的を思い出したのです。それは…ゆきえの前で奈緒とファックする…これぞ奈緒への究極のバースデープレゼントに他ならない。
思い出したからには奈緒と共同歩調を取らざるを得ません。
「うん…でも、口の中より、やっぱりあそこの中に出したいかな」
それを聞いた奈緒が、わが意を得たりと頷きました。
「ゆきえ、お願いがあるんだけど」
奈緒の、いつになく真摯な表情。
「な、なに?」
チンコから口を離したゆきえは、唇の端から唾液を垂らしながら、少し不安そうです。
「ケンちゃんを少しだけ貸してくれない?」
(来たよ!)
いよいよ奈緒が、核心を突く言葉をゆきえに投げかけたのです。遠回しな言い方だけど、これは明らかに僕とセックスがしたいという意思表示に違いありません。
僕とゆきえは思わず顔を見合わせ、僕も体を起こして奈緒に向かい合って座りました。
「貸すって…?」
「うん。私、ケンちゃんとセックスがしてみたい」
重大な局面です。僕は黙って、ゆきえの表情を探りました。
「ダメだよ…だって一度貸しちゃったら、ケンちゃんを奈緒ちゃんに取られちゃうもの」
ゆきえが真剣な声で答えました。奈緒は僕の方に向かって、
「ケンちゃん、ゆきえから私に乗り換える?」
と、問いかけました。
「ありえない!僕はゆきえと結婚するんだし、ゆきえ以外と付き合う気なんてない」
「だよね。私だってケンちゃんと付き合う気なんてさらさら無いわ」
奈緒は僕とゆきえの顔を交互に見ながら続けました。
「でも、今夜はちょっと私もエッチな気持ちになっちゃったのよ。あんたたちのセックスを間近で見せ付けられたし、ケンちゃんにいじられたし。私、何カ月もエッチしてないし(ウソだけど)、発情しちゃったのかも。ちょっとだけでも入れてくれたら、落ち着くんだけどな。今夜だけ、ほんのちょっとでいいの。で、明日からはまた、今まで通り友だち関係。ダメかな?」
ゆきえは難しい表情で黙りこんでしまいました。
「ほら、私たち子供のころからいろいろエッチなことをしてきたし、セックスするって言っても特別なことじゃないと思うの。握手みたいなものよ。恋愛感情抜きの、お友達セックス」
子供のころから論客で鳴らした奈緒に言われると、性器の接触ぐらい大したことではないと思えてくるのですが、当然、ゆきえは悩んでいました。
「ゆきえがどうしてもダメって言うのなら、あきらめるけど…」
この一言は意外と効果的。優しいゆきえは、昔から人に頼まれれば断れない性格なのです。
ゆきえは、しばらく一生懸命考えていたけれど、やがて僕に向かって、
「ケンちゃんは、奈緒ちゃんとしたいんでしょ?」
と、聞いてきました。
「僕はどっちでもいい。ゆきえ次第だ」
われながら、ずるい答えだと思いました。ゆきえのためにも断固拒否するべきなのでしょうが、せっかく奈緒が、ここまで頑張ってきたのです。それに出来ることなら、大人たちが言う『3P』(3人プレイ)というものを一度は経験してみたい。おそらくそのチャンスは、今夜を置いて無いとも思われ…
(つづく)

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2013.07.29 Mon l 想い出エッチ・高二編 l コメント (2) l top