2ntブログ
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明け方夢を見た。
私はまる裸でケンちゃんとベッドの上にいた。
(ついにこれから処女をケンちゃんに捧げるのだわ)
期待と恐怖に震える私を、ケンちゃんが優しく抱いてくれて、私は落ち着かなければと思って目を閉じた。
「大丈夫だよ、ゆきえちゃん。僕は慣れているから、痛くないようにしてあげる」
ケンちゃんが長髪をかきあげながらそう言ったっけ。
…ん?長髪?
慌てて目を開くと、私を抱いているのは、窪田先輩だった。
「え?窪田さん?」
私が窪田さんを押しのけると、窪田さんは、
「どうしたの?」
と、驚いた表情。おそらく拒絶された経験など無いのでしょう。
窪田さんのピンク色のペニスは激しく勃起していて、それはケンちゃんのよりずっと長くて太かった。そして先端の小さな割れ目から、すでに粘液を滲みださせていて、私の目はそのペニスに吸いつけられて、逸らすことが出来なかった…

目が覚めました。
母はまだ隣で寝息を立て、私はあそこがじっとりと濡れています。
(私ったら…なに考えてるんだろ?)
呆れたため息をつきながらも、生々しかった窪田さんのペニスを反芻して、しばらくうっとりとしていたのでした。

夏祭りを翌日に控えた日、ユリちゃんちには人がいっぱい集まって、大変なことになっています。
元々母の実家は由緒ある旧家らしく、お正月やお盆には親族縁者が続々と集まってくるのです。
私はいろんな親戚からお小遣いをもらえるチャンスなので、張り切ってお酒を運んだり、お寿司の準備を手伝ったりしていました。
大広間から人があふれそうな喧騒の中、一人の男が母に話し掛けていた。
「祐子さん?」
母がその男を振り返ると、母の表情にパッと嬉しそうな笑顔が広がりました。
「あら、富田君!久しぶりねえ」
「うん、祐子さんは同窓会にもあまり来てくれないから」
「ゴメンね。どうしても東京に住んでると」
「そうだよな。祐子さんが東京の人だもんな」
そんな二人の様子をチラチラ見ながら、私は気になって仕方がありませんでした。
夏のことなので、集まる男性はランニングシャツにズボンとか、Tシャツにジャージとか、甚平とかの田舎臭い人ばかりなのに、富田君と呼ばれた男は、洒落た色のラコステのシャツに綿パン、髪は緩やかにパーマのかかった茶髪。
なんとなく気に食わなかった。

「ねえ、あの男の人、誰?」
ビールを持って、ウロウロしていたユリちゃんに聞いてみました。
「ん?ああ、富田さんね。近くでコンビニやってる人。たぶん私たちの遠い親戚じゃないかな?」
「…ふ~ん」
「笑っちゃうでしょ。このあたりじゃプレイボーイで有名なんだって」
「こんな田舎で、プレイボーイだなんて…ホント笑っちゃう!」
思わず漏らしてしまった私の品の無い言葉に、ユリちゃんが目を丸くしています。
(つづく)

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2010.10.29 Fri l ゆきえの冒険・中学生編 l コメント (2) トラックバック (0) l top