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ジュンとその二人の仲間たちは、顔をくっつけ合うように羽目板の隙間からお風呂場の中を覗くのに必死だった。
「兄貴…見えないよ!そろそろ変わって!」
「うるさいなあ!ちょっと待ってろ!」
「シッ!静かにしないと気付かれちゃうよ!」
この夜、集まった3人の中学生は、ジュンの部屋に潜んでじっと3人娘が入浴するのを待っていたのだが、廊下を賑やかに言い争いしながら歩く奈緒たちの気配に素早く反応し、さっそく中庭に出て、ジュンが発見した羽目板の隙間から順番に中を覗いていたのだった。
隙間と言っても、ほんの細い板の切れ目で、当然一人づつしか覗けない。しかも浴室は温泉旅館のお風呂のように広く、薄暗い上に湯気が立ち籠もっているのだから見づらいことこの上無い。
だが、3歳年上のお姉さんたちの、お湯の中に浮かび上がる陽炎のようなヌードを見ることは、童貞中坊にとって衝撃的な経験であることに違いない。
3人は緊張に震えながらも股間を押さえていた。
始めこそ、1分づつ、正確に時計で計りながら公平に覗いていたものの、さっきからはジュンがほぼ独占状態。
「あ、あにき!早く変わって!オレもう限界!」
「ちょ、ちょっと待て!」

ジュンは激しいショックを受けていた。
見慣れた姉の裸はともかく、奈緒とか言う生意気な東京娘は信じがたいほどのナイスバディの持ち主で、思わず息を飲まされたが、やはりジュンの視線は子供の頃から憧れ続けたゆきえの体に集まる。
お風呂に入っても、タオルで前をガードして、容易に胸を見せないゆきえだったが、そんなところにも奥床しさを感じて、『さすがはゆきえちゃん!』と、贔屓の引き倒し。チラリと覗く幼い乳房にめまいすら感じるのだった。
ところが…
奈緒がいきなり、ゆきえが処女じゃないことを暴露してしまい、ユリエ姉ちゃんも激しくショックを受けた様子だ。しかも、彼氏とバッコンバッコン…
って、よく意味がわからなかったけど、『前から後ろから…』セックスをやりまくっているということに違いないだろう。
しかも、中学生の頃から彼氏とセックスをしていて、フェラチオまで経験済みだという。
(フェラチオって、あの、女が男のチンコを口で…カーッ!)
ジュンは、頭に血が上った。
しかも、奈緒にバラされたゆきえも、それを聞かされた姉のユリエも興奮してしまい、奈緒とユリエ姉ちゃんが、湯船の中で取っ組み合いになったかと思うと、止めに入ったゆきえちゃんともども、いきなり3人でのおっぱいのさわりっこが始まったのだ。
『ほら、ゆきえのおっぱい、小さいのに乳首は長くなってるでしょ?これはケンちゃんに定期的に吸われてるからよ!』
『キーッ!奈緒ちゃん、そんなこと言わなくてもいいでしょ!』
『ゆきえちゃん、見損なったわ!』
浴室内の喧騒に、
「アニキ!中で何が起こってるの?!」
と、舎弟たちが焦っている。
「ねえ!ちょっとだけ見せて!」
「こら、押すな!」
舎弟たちに押された拍子に、ジュンが頭をしたたか壁にぶつけて大きな音を立ててしまった。
「いてーっ!」
『あっ?誰?ジュンだね?ジュンが覗いてるんでしょ?!』
ユリエの鋭い声が中から聞こえたかと思うと、続いてゆきえの『キャーッ』という悲鳴が聞こえた。
「や、やばい!逃げろー!」
3人は脱兎のごとく逃げ出した。
ジュンは逃げながら、『面倒なことになった』と思ったが、ゆきえにセックスフレンドがいるという事実の前では、覗きなど、たいしたことではないようにも思えた。
(つづく)

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2011.12.27 Tue l ゆきえの冒険・高校生編 l コメント (2) l top