エッチなおはなし
エロは地球を救う!モーツァルトのような無垢なエロを書きたい・・・
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My Lovely Little Brother 11
詩織さんは歓びに耐え切れず、高く低く声を上げ続け、昌明さんに、
「そんなに大きな声を出したら、二階に聞こえるじゃないか」
と、からかわれる始末。
昌明さんはふざけたつもりでも、詩織さんにとってはまさしく感情のツボ。なおさら激しく感じてしまう。
「ああ!あなた、いい!気持ちいい!」
結合部からあふれた液体をこぼしながら、さらに夫のペニスを求める妻。
でも詩織さんの脳裏には、二階のマコト君が階下に聞き耳を立て、大きくしたペニスを握り締めるの図が浮かんでいて、その妄想がさらなる絶頂へと向かわせる。
そして、マコト君のペニスの先からビュッと精液が放たれるイメージが浮かんだ瞬間、詩織さんの頭の中に火花が散り、『う~ん』と四肢を硬直させ、やがてぴくぴくと痙攣して果てたのでした。
その後も折を見て、マコト君は翔クンと一緒にお風呂に入ってくれたりしたのですが、ガードが堅くなって、なかなか詩織さんの目にヌードを見せてくれません。そりゃそうだ。男の子とは言えマコト君は花も恥じらう18歳なのですから。
詩織さんは、家族にマコト君を加えた4人での生活がとても楽しく、張り合いがあり、家事だってそれまで以上にバリバリこなしちゃいます。
まあ、マコト君の大学生活が忙しくなって、あまり手伝ってくれないのが残念ですが、それも仕方がないことでしょう。
習慣的にマコト君の部屋を掃除しては自慰の形跡を見つけ、『ムフフ、やりすぎんなよ』と、ひとりでニタつく詩織さんでした。
そんなある日、『マコちゃんとお風呂に入る!』と駄々をこねる翔に、
「ダメよ、毎日毎日じゃマコト君に悪いでしょ!今日はお母さんと入るの」
と、言い聞かせていると、マコト君が、
「僕なら毎日でも翔と入っていいですよ」
と、言ってくれました。
「そんなには甘えられないわ。今日は私が入れます。あっ、でも私、髪を洗いたいから…」
そこまで言ってハッとする詩織さん。『私ったら、何を言おうとしているの?』
「はい?」
きょとんと問い返すマコト君に、詩織さんは、あまり深く考えることを止め、思い切って、
「翔を洗ったら先に出すから、よかったら受け取ってくれるかしら?」
と言ってしまったのです。
「お安いご用です。体を拭いて、下着とパジャマを着せてやればいいんですよね?」
お風呂で翔を洗いながら、詩織さんはしだいに緊張してきたのを感じます。
何気に決めた約束ですが、翔を受け渡す時、どうするの?私は裸なのよ…マコト君はそんなところまで、考えを巡らせていないみたいだけど。
なにやら妖しい予感に、詩織さんの胸が波立ってきました。
翔の体を洗っていると、
「ママ、オチンチン立った!」
と、翔が嬉しそうに指差してます。
「ハイハイ」
いつものことなので、適当に受け流していたのですが、可愛い勃起を見ながら洗っているうちに、揺れていた詩織さんの心も次第に固まってきました。
洗い終えた時には翔のチンコも平常状態に。
詩織さんは脱衣所へのドアを開けると、リビングの方向に向かい、
「マコトく~ん!」
と、大きな声を掛けました。
「ハーイ」
気にしてくれていたのでしょう、マコト君はすぐに脱衣所のドアの前まで来てくれたようです。
でも、それ以上、入ってこようとはせず、どうやらドアの外で待つ気のようです。
『それじゃあ、意味無いじゃないの!』
(つづく)
2011.11.12 Sat
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My Lovely Little Brother 12
『そこで待たれたのでは、翔が裸で走ったりしたら床を濡らしてしまうわ』
詩織さんは、心の中で一応の建前をつぶやき、浴室のドアを半分開けたまま、
「マコト君、お願い!」
と、再び声を掛けると、少しだけ時間を置いて、ためらいがちに脱衣室と廊下を隔てるドアが引かれたのでした。
翔の後ろに立った詩織さんは、全裸の姿をほとんどドアの後ろに隠しています。ただし、ドアには曇りガラスが嵌め込まれているので、ぼんやりとシルエットが透けて見えるはずなのです。
逡巡しているマコト君と目が合いました。驚いたような気弱な目。でもそこには、昔、昌明さんが見せていた、性欲ギラギラのいやらしい光は無かったように思います。
「そこにバスタオルがあるから、それで拭いてやってくれる?」
自分でも意外なほど、詩織さんは落ち着いていました。
「マコちゃ~ん!」
翔が嬉しそうにマコト君に駈け寄ったので、詩織さんの下半身を遮るものは無く、もしかしたら曇りガラスを通して、黒い陰りさえ透けて見えたかもしれません。でも、詩織さんはうろたえずに、
「じゃあ、お願いね」
と、マコト君に笑顔を向けると、マコト君ははにかんだ笑顔で『はい』と答え、チラッと詩織さんの体に視線を投げかけました。
詩織さんは一瞬、そのまま自分の体をすべてマコト君の前に晒してしまいたい衝動に駆られましたが、さすがにそれは思い止まり、あらためてニッコリ笑顔を向けてからドアを閉じたのでした。
翔のはしゃいだ声をドア越しに聞きながら、詩織さんはお風呂のイスに座り、ゆっくりとシャンプーを始めたのですが、しばらく膝の震えが止まりませんでした。一人になって、急に緊張に襲われたのです。
つい最近まで、男と女のことなんかに、とんと興味が無かったのに、最近の自分の変わりように戸惑う詩織さん。
『これといった特徴の無い、もの静かな若者が、どうして私の心をこんなにも揺さぶるのだろう?』
詩織さんは、自分の思わぬ奔放な行動を、どうやらマコト君のせいにしたいみたいです。
たっぷり時間を掛けて詩織さんが入浴を終え、その後、3人で夕食の食卓に付いたのですが、翔がいきなり、
「マコちゃん!僕、お風呂でオチンチンが立っちゃったんだよ!」
と、目を輝かせて言ったので、詩織さんはビックリ。マコト君も苦笑するしかありません。
「マコちゃんのオチンチンも立つの?」
という、突飛な質問に、マコト君は、
「ん?いや…大人になると立たなくなるんだ」
と、しどろもどろ。
詩織さんは可笑しくって、口を押さえながら笑ってしまったのですが、それを見た翔も何が可笑しいのか、ケラケラ笑い始め、マコト君も仕方ないように恥ずかしそうに笑ったのでした。
うっとうしい梅雨の季節が過ぎ去ると、季節は一気に夏の表情を見せ始めます。
7月に入ると、大学生はもう夏休み。マコト君のお母様(詩織さんの義母です)から、早く帰って来るよう催促が来ているようですが、マコト君はアルバイトを口実に、いっこうに里帰りする気配を見せません。
サークルの先輩に紹介されたというデパートでのバイトが楽しいらしく、『こうなったらお盆まで帰らない』と珍しくキッパリと宣言。
困ったのは兄の昌明さんで、詩織さんに対し、
「悪いな。母親っ子だから、夏休みはずっと田舎にいると思ったのに。また面倒を掛けるな」
と、言って気遣ったのです。
でも、詩織さんは昌明さんの言葉こそ意外でした。マコト君のお世話は、負担どころか楽しくって仕方がないのですから。
それにその頃には、詩織さんとマコト君は、交替で翔クンと入浴するようになっていたのですが、なんだかんだ理由を付けながら、ちらちらとお互いの裸を鑑賞する楽しみを得ていたのでした。
(つづく)
2011.11.13 Sun
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My Lovely Little Brother 13
詩織さんが、初めてバスルームで翔を手渡した日の翌日には、マコト君が翔を入浴に誘ったのですが、洗い終えた翔を迎えに行った詩織さんに、マコト君はあえて隠す様子もなく、意外とあっさり全裸を晒しました。
お風呂で翔を洗い、シャワーで流した後、脱衣所で待機する詩織さんに受け渡すのですが、ドアのすぐ前まで進んで、
「はい、じゃあ拭いてやってください」
と、翔を促し、詩織さんは、
「はい、たしかに受け取りました」
と、翔をバスタオルにくるみながら、チラッとマコト君のオチンチンを観察します。そして、お互いニッコリ笑ってドアが閉まる。
詩織さんは、翔クンを拭いてやりながら思わずニヤニヤ。どうしてオチンチンをチラッと見ただけで、こんなにウキウキした気分になるのか、自分でも不思議なくらいです。
最初の時こそ『チラッ』としか見なかったものの、その後も何度かそんな機会を繰り返すうち、どんどん状況に慣れていった二人。やがてバスルームと脱衣所の境目で、束の間の会話を交わすまでになっていました。
「マコト君だと、翔もおとなしくシャンプーさせるのよね」
「僕らは友達ですから、友達には弱みを見せたくないんですよ」
そんな会話を何げに交わしながら、詩織さんの視線はじっとマコト君のオチンチンに注がれていたりします。
でも、礼儀正しいマコト君は、当然ペニスを大きくしたりはしない。若いけど、ジェントルマンなのです。
男としては、薄めの陰毛の下にぶら下がるペニスは、色白のマコト君のにふさわしい淡い色合いで、品良く膨らんだ先っぽは、先端の部分の皮が剥けていて、幹の部分とほぼ同色の肌色。
『可愛い』
それが詩織さんの実感でしたが、それを言葉にすると、きっとマコト君は言葉の意味を誤解して傷つくことでしょう。
詩織さんのいう『可愛い』は、決して大きさを指すものではなく、キレイという意味と、愛しいという意味を兼ねていたのです。
たしかに、詩織さんとの数え切れないほどの性交で、愛液焼けして黒光りする昌明さんのペニスと比較すると、マコト君のそれは、いかにも純情可憐でした。
お風呂場でのマコト君とのそんなやりとりは、詩織さんの大きな楽しみになりました。
でも、一方的に見るだけではマコト君に申し訳ないとも思う。
それまで何度か、マコト君にバスルームまで翔を迎えに来てもらっていましたのですが、さすがに体を見せるのは憚られた詩織さん。でもある日、詩織さんは決心しました。
詩織さんがシャンプーすることを理由に、マコト君に翔を受け取ってもらうようお願いしたのですが、実はこの夜のために覚悟を決めていたのです。
脱衣所まで迎えにきたマコト君に、詩織さんは浴室のドアを開けると、体の前の方のすべてを見せながら、
「じゃあ、翔をお願い」
と、小さな息子の背中を押し、そして、マコト君は意外と冷静に、
「はい、お預かりします」
と、濡れた翔を受け取るとともに、詩織さんの乳房から下腹部にかけて、視線を走らせたのでした。
詩織さんの乳房は、さほど大きくはないものの、いつも昌明さんに、『理想的な造形』と誉められている熟美乳。翔を産んでからは乳首の色が濃く、そして大きくなっていましたが、決して垂れたりはしていません。
多少脂肪は付いたものの、なめらかなお腹や脇腹は、自分でも女性の魅力をほどよく引き立てていると思うし、やや濃いめの陰毛は、お湯が滴り落ちてツヤツヤと輝いていました。
マコト君は、30歳で女盛りの人妻の裸体を見せつけられ、感極まったようにため息をついていました。
翔をマコト君に託し、髪を洗うためにお風呂イスに座りながら、詩織さんはおもわずおしっこがしたくなるほどのゾクゾクとした感覚に憑り付かれていました。初めて、旦那さん以外の男性にヌードを見せた興奮。
『これが露出の歓びというものなのかしら…キャッ!』
詩織さんは声を出して笑いたくなるほど愉快な気分になっていましたが、『ククク…』と、押し殺した笑いを漏らすにとどめ、鼻歌気分で髪の毛にシャンプーをなすり付けていました。
(つづく)
2011.11.14 Mon
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My Lovely Little Brother 14
その後も何度となく体を見せ合った詩織さんとマコト君ですが、不思議とエッチな興奮とは結び付かなかった。
もちろん詩織さんは、見た時も見られた時も、震えるような高揚感を味わうのですが、それは性的なものとはちょっと違うような気がしたのでした。
この胸のときめきは、セックスを具体的に意識する以前の子供の頃に感じた憧れ…とでも言えばいいか。
だから、帰宅の遅い昌明さんが不在の時、マコト君と体を見せ合うことに、あまり抵抗感は感じなかった。
『でも、これ以上エスカレートさせてはダメ!』
そう決意していた詩織さんですが、嬉しいことにマコト君もまた分をわきまえ、決してそれ以上を望んだりはしなかったのです。
そして、マコト君の詩織さんを見る瞳こそ、まるで幼い少年のようにイノセントな、憧れのメッセージを宿していました。
マコト君が、夏休みの帰郷を先延ばしにするのは、この二人だけの(正確には翔もいるけど)秘めやかな時間をずっと共有したいからではと、詩織さんは感じていました。
それでもお盆が近付き、マコト君が帰郷する日が近づいくる。
帰郷を明後日に控えた夜、マコト君がひどく酔って帰宅しました。
時計はすでに12時を回っていて、昌明さんも熟睡している時間帯。
「あらあら、ちょっと飲み過ぎじゃないの?」
出迎えた詩織さんは、フラフラするマコト君をキッチンのイスに座らせ、冷たい水を出してやると、マコト君はハアハア言いながら、少しづつそれを飲んでいます。
真夏のことゆえ、出迎えた詩織さんは素肌に薄手のパジャマを着ていたのですが、生地が薄いので乳首がポッチリと浮かび上がり、乳暈の色すら透けて見える感じで、酔っ払っているマコト君も、それはスゴク気になるみたいでした。
「バイト先の人たちと飲んだの?」
「ハイ、田舎に帰るって言ったら、送別会だって。1週間後にはまた戻って来るのにね」
と、笑うマコト君。おそらくバイト先でも可愛がられているのでしょう。そんなマコト君を、詩織さんは実の弟を見守るような慈しみの目で見つめています。
グラスの水を飲んでしまうと、マコト君は急に真剣な表情になって、
「実は、お姉さんに謝らなければならないことがあります」
と、姿勢を正したので、詩織さんもちょっと緊張しちゃいます。
「は、はい…なんでしょう?」
マコト君の意外な告白が始まりました。
「僕は最初、このうちにお世話になるのが嫌で嫌でたまりませんでした。僕はこの年になっても人付き合いが苦手で、お姉さんともあまり話したことが無かったし、すごくプレッシャーだったんです」
思いもよらない打ち明け話に、詩織さんも驚きました。
「ホントは一人暮らししたかったんだけど、ご存知のように母が許してくれなくって。で、仕方なくこちらに来ることになったのですが、でも最初の日、お姉さんと翔に出迎えられた時、直感的にうまくやっていけるって確信したんです。ホッとしました」
「…そうだったの」
詩織さんは優しい笑顔を湛えて、マコト君の話の続きを促します。
「翔は、ホントの兄貴みたいに慕ってくれるし、お姉さんもいつも僕に気遣ってくれて…すごく安心できました。僕はこのうちに来て、お姉さんたちと接することで、なんとなく自信を持つことが出来て、大学生活やバイト先なんかでも、うまくやっていけています。お姉さんのおかげなんです」
詩織さんは、健気なマコト君の告白に、胸が熱くなった。
「なに言ってんのよ。マコト君は最初からリラックスしていて、私ったら全然、気なんか使わなかったわ」
それを聞いたマコト君は、ホッとしたように笑い、それから詩織さんをまっすぐに見ながら、
「僕はお姉さんのことが大好きです」
と、打ち明けたのでした。
(つづく)
2011.11.15 Tue
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My Lovely Little Brother 15
「あらあ、嬉しいわ。でも、そういうことは、酔ってない時に言ってね」
マコト君の突然の告白に動揺した詩織さんが、つい冗談めかして答えると、マコト君はムキになって、
「いえ、僕は酔ってません!これは僕の正直な気持ちなんです!」
と、ムキになって言い返す。
「ハイハイ、私もマコト君のことが好きよ。もちろん弟としてだけど」
「…」
ちょっとぞんざいな言い方になっちゃったかな?でも今の私にはそんな風にしか言えないの。ホントは男としてのマコト君に魅かれ始めている自分がいる…詩織さんはマコト君を傷つけてしまったのではないかと、不安でたまりませんでしたが、それ以上はなにも言わない方がいいと直感で思いました。
「明日もバイトなの?」
なにげに話題を変えてしまう詩織さん。
「あっ、ハイ、帰郷前、最後のバイトです」
「そう。じゃあそろそろ寝ないと」
マコト君は、大事な話の腰を折られて、なんだか寂しそうでしたが、それ以上、自己主張をすることはありませんでした。
「そうですね。ちょっと飲み過ぎてるみたいだから、シャワーは明日の朝にします」
「うん…じゃあ、おやすみ」
「おやすみなさい」
こうして二人は、別々の部屋へと引き揚げたのでした。
ベッドに入っても、マコト君の真剣な表情の残像がちらついて、どうにも寝付かれない詩織さん。
今まで、ちょっとした好奇心から、マコト君との際どい遊びを楽しんできた詩織さんでしたが、もしかしたらマコト君の方に、火が付き始めたようです。
それなのにさっきみたいな言い方をすれば、きっとマコト君は、『からかわれていた』って思うに違いありません。
『でも仕方がないのよ。マコト君は主人の弟なんだもの。もう、今までのような火遊び的なことは、しない方がいいわ』
そう心に決めた詩織さんでしたが、目は冴える一方で、いつの間にやら指が股間へと伸び、マコト君のペニスを思い浮かべながら静かに指を使ってしまう。昌明さんのいびきと翔クンの寝息に挟まれながら、濡れた性器をいじって、そっと吐息を漏らす詩織さんでした。
翌朝…会議があるとかで、いつもより昌明さんは早く出勤して行き、詩織さんは翔に朝食を食べさせていたのですが、8時になってもマコト君は降りて来ませんでした。
『まだ寝てるのかしら?そろそろ起きないと、シャワーを浴びる時間も無くなってしまうわ』
詩織さんは階段を昇り、ドアをノックして、
「マコト君、時間よ」
と、声を掛けたのですが、反応がありません。
仕方なく、ドアを開けたのですが…
「…!」
マコト君は、ベッドの上でまさに爆睡中。そして詩織さんに言葉を無くさせたのは、マコト君が下半身裸で、しかも股間のペニスが思いっきり勃起していたことでした。掛け布団すら掛かっていない。
『ちょっと何やってんの、マコト君!』
最初の衝撃から立ち直った詩織さんは、そろそろとマコト君に近づき、凛々と自己主張するペニスに目を見張りました。
『もしかして、昨夜からこの恰好で?夏とはいえ、風邪をひいてしまうわ』
マコト君を気遣いつつも、目は鼓動のたびにビクンビクンと脈打っているペニスから離すことが出来ません。
鮮やかなピンク色をしたそれは、先端の笠の部分まで皮が剥け切って、つるつるに滑らかな亀頭の部分に、詩織さんの顔が映るのではと思ってしまうぐらい張り切っています。
大きさは昌明さんのと同じぐらい?やはり兄弟です。似たような表情をしていると思いましたが、童貞(たぶん)のマコト君のペニスは、当然のように若々しくてフレッシュな印象。
『でも、少しオシッコくさい』
きっとそれは、昨夜お風呂に入らなかったからでしょう。いつの間にか詩織さんは、顔をペニスのギリギリの位置にまで近づけていたのです。
(つづく)
2011.11.17 Thu
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