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「!」
僕は驚いて心臓が止まりそうになったけれど、男に引っ張られておとなしく離れの外に出ました。
「シーッ!」
僕のシャツから手を離した男が、唇の上に人差し指を立てて声を出さないよう僕に指示を出す。母屋からの光が男の顔を照らし出しました。亮一叔父さんでした。

僕と亮一叔父さんは黙って肩を並べて母屋へと向かいました。
僕は母のセックスを覗いていた興奮と、叔父さんにその現場を見られてしまった気まずさで、頭が混乱していましたが、やがて母屋の前にしつらえてあった手作りのベンチに叔父さんに促されて二人で腰掛けました。
亮一叔父は、タバコに火を付けて、ゆっくりと煙りを吐き出すと、穏やかな声で話し始めました。
「ダイスケももう六年生やし、セックスについては知っとるな?」
叔父さんが怒っている様子ではなかったので、僕は少し安心して変な質問に黙って首をタテに振りました。
「うん…わかっとると思うけど、夫婦がセックスせんと子どもは生まれん。ダイスケも父ちゃんと母ちゃんがエッチしたから出来たんやな。夫婦にとってはセックスはお仕事みたいなもんじゃ。『夫婦の営み』って言うぐらいやし」
そこで叔父さんが一人で『ふふふ…』と笑ったが、僕は亮一叔父さんが何を言おうとしているのか、よくわかりませんでした。
「うちも一生懸命子作りには励んどるんじゃが、どうも子どもが出来ん。セックスが激しすぎるんじゃろか?」
再び亮一叔父さんが渇いた笑い声を上げましたが、そこで僕はようやく気付きました。叔父さんはたぶん照れているのです。大人だって面と向かってセックスの話をするのは恥ずかしいことみたいです。
「でな…セックスは子どもを作るだけが目的と違う。そのうちダイスケにもわかる時が来ると思うけど、セックスは気持ちいい。ワクワクする。だから人はセックスする。人の嫁はんが旦那以外の男とおめこしたら『浮気』になるけど、お祭りの間は大目に見られるんじゃ。ダイスケの母ちゃん、美和さんはボランティアのつもりで慎二と寝てやっとるだけじゃ。そやからダイスケも、このことはあまり気にせん方がええ。母ちゃんに見たことは黙っとけ。東京に戻っても父ちゃんにも言うたらいかんぞ」
叔父さんは一息にそう言いました。
叔父さんが言いたいことは、母が慎二とセックスしたことを誰にもしゃべるなと言うことなのでしょう。
でも、それぐらいのことは僕だって心得ている。そんなこと恥ずかしくて母には言えないし、言ったら言ったで覗いたことを叱られるに決まってますから。ましてや父になど言うはずがない。父とはそんな会話を交わす関係では無かったし、家庭内でいざこざが起こるのはゴメンですからね。
「うん…」
僕が小さな声で返事をしたことで、亮一叔父さんはホッとしたように頷いたのでした。
「ヨシッ!ほな、母屋に戻ろう。ダイスケも近いうちにお祭りでいいことがあるかもしれんぞ!」
弾んだ声で叔父さんがそう言いましたが、僕がその言葉の意味を理解するのは1年後のことになります。

母が母屋に戻ってきたのは、それから小一時間も経っていたでしょうか。
まず慎二が座敷に戻り、オヤジ連中に冷やかされて照れていましたが、盗み見するその表情は、ちょっと癪に触るぐらいのドヤ顔でした。
一方、少し遅れて戻った母は、オバサン連中から微笑みで迎えら、そしてやはり照れている様子。
しばらくして、僕が座った少し後方で、雅子叔母さんが母に小さな声で話し掛けたのが聞こえてきました。
(つづく)


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2012.04.03 Tue l はだか祭り l コメント (2) l top
「どうだった?」
雅子叔母さんの声が微かに聞こえてきました。
「ん…うん…」
「激しかった?」
「ん?そうねえ…若いから」
母の声は秘めやかで、少し恥ずかしそうです。
「何回?」
「ん?2回…かな?」
「へえ、短い時間でも2回出来るんだね。やっぱり若いわ。で、前から?」
「ん?」
「体位よ」
「あ、ああ…前と後ろ、一回づつかな…」
「そう。よかったね」
「まあね…」
会話はただそれだけで、当時の僕にその会話の意味がわかるはずもありませんが、そのやりとりは僕の若い脳幹に深く刻み込まれることになります。

やがて僕は、母より一足早く、離れに戻って寝ることにしました。
この日もお祭りの御神輿を担いだので体は疲れ切っているはずなのですが、頭が妙に興奮していて、とても眠れそうにありません。
僕が横たわったのは、先ほど母と慎二がセックスをしていた布団かもしれませんが、シーツはパリッとした新しいものが掛けられていました。
(お母さんは慎二と浮気のセックスをしたんだ。このまま慎二と仲良くなって、お父さんと離婚することになったら僕はどうなるんだろう…)
そんなことを考えたりもしましたが、あまり実感が湧いて来ないのも事実。やはり亮一叔父さんが言うように、『お祭り』の気分に流されたその日限りのハプニングと考える方が自然なようです。
(もう、どうでもいいや!)
僕が捨て鉢に寝返りを打った時、母が離れに戻って来た気配を感じ、思わず寝たフリをしてしまいました。なぜだかわかりませんが、なんだか母と会話を交わすのも気恥ずかしかったのです。
母は、しばらく黙って座って、ため息をついたりしていましたが、やがて電灯を消すと隣の布団に入ったようです。
僕は、小学2年生ぐらいから一人で寝る習慣を付けられていたので、こうして母と並んで寝るのは何やら落ち着かないのですが、じっと眼を閉じて眠りがやってくるのを待っていました。

どれほど時間が経ったでしょうか。ようやくウトウトしてきた頃、隣で寝ている母が、妙にゴソゴソしている気配に気付きました。しかも、なにやら呼吸が荒いような…
(お母さん、どうしたんだろう?)
僕は目を閉じたまま、じっと耳に神経を集中させました。
「ハアハア…」
母の微かな息遣いが、たしかに聞こえてきます。
(もしかしてお母さんが急病に…)
そんな心配がよぎったのはほんの一瞬で、実は先ほど覗き見盗み聞きした慎二とのセックスで母が出していた声と同じ種類のあえぎ声であることを、本能的に覚っていました。
(つづく)

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2012.04.05 Thu l はだか祭り l コメント (2) l top
僕は、しっかりと目を閉じたまま身を固くし、寝たフリを続けていました。
母はいったい何をしているのか?この妖しい雰囲気は何事か?
僕にわかることは、母の行為がなんとなくエッチなことらしいということだけで、意味もわからずに子どもちんぽを立てていました。
「…あっ…」
思わず漏れてしまったらしい母の声を聞いて、なんとか母の様子を見ることが出来ないものかと焦る。
「あっ…ああ…」
一度漏れるとガマンが効かなくなるのか、母の口からは続け様にあえぎ声が…
(見たい!でもバレたら大変なことになる)
母のやっていることが、なにやら秘密の儀式っぽくって、僕が気付いていることを知られたら叱られそうな気がしました。
そんなジレンマに苦しむ僕の耳に聞こえてくるのは、母のあえぎとシーツの擦れる音、そしてなにやら湿った水音。
ほどなく母の口からは、『アッ!アッ!アッ!』と、小さいけれど断続的な声が上がり始め、やがて緊張に身を固くする僕をよそに、
「ああ…慎二クン!」
と、はっきりとした声で訴えたのでした。
「…」
一瞬の沈黙。やがて母は、『フーッ』と、深いため息をつくと、微かにティッシュの音がして、そして静かになったのでした。

混乱と興奮と緊張と…僕の頭は麻痺したようにボーッとなってしまいましたが、なぜかその直後に圧倒的な睡魔に襲われて…
翌朝には、それが現実の出来事だったのか夢の中のことなのか、区別が付かなくなっていた僕でした。

こうして小学校最後の『はだか祭り』が終わりました。
東京に戻ってからの母は、口うるさく僕や父に小言を言う、いつもの母でした。
田舎で慎二と抱き合った前後のはにかみなど微塵も感じられません。
でも、がぜん母のセックスが気になり始めた僕は、両親の寝室に注意を払うようになりました。
そして、夏休みも終わろうとする頃、寝室から母の密かなあえぎ声を聞くことに成功したのです。それは、『はだか祭り』の夜、慎二と離れで寝た時と同じ声でしたが、徐々に声が大きくなり、ついには『ああ!いい!…イク~!』などと、廊下に筒抜けな声を上げていました。今まで気付かなかったのがホント不思議なくらいの声でした。
その後も観察を続けたところ、両親は毎週土曜日の夜にセックスするというパターンに気付きました。
それまで両親の性交のことなど考えもしなかったし、性教育で習っても、全然実感が湧かなかったのですが、両親もセックスをしていた事実は衝撃的でした。
もっとも僕は見た目も『子ども子ども』していたし、あくまでも性については無関心な子どもを演じていましたが。

やがて僕は小学校を卒業し、中学生になりました。
中学に入って、テニス部だの柔道部だのに入部しては退部し、1学期が終わる頃には陸上部に落ち着いていた。
まあ、勉強もスポーツも、すべてに中くらいの成績で(身長もちょうど真ん中あたり)、ミスター平均点の異名を取る僕でしたが、陸上競技の中距離走が意外とウマに合ったらしく、とりあえず陸上部を続けていこうと思い始めていました。
(つづく)


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2012.04.07 Sat l はだか祭り l コメント (2) l top
そして夏休み…いよいよ里帰りの季節がやって来たのですが、どうもこの年の僕は、『はだか祭り』に気が進みませんでした。
もちろん、お祭りの熱気は忘れがたく、中学生になれば大人の御神輿を担がせてやると亮一叔父さんにも言われていましたから楽しみではあったのですが…
僕が里帰りをためらうのは、まったくもってくだらない理由でした。

『はだか祭り』は、男が六尺ふんどし一丁で神輿を担ぐことは始めに書きましたが、実はそのふんどしは女性に締めてもらうという『ならわし』があったのです。
結婚している人は奥さんに、未婚者や子どもはお母さんやお姉さんの手で締めてもらいます。
実際、昨年までは僕も真っ裸になって、母の手で締めてもらっていた。すぐ横では、亮一叔父さんがやはり全裸になって、雅子叔母さんに締めてもらっていましたが、堂々と仁王立ちした亮一叔父さんのチンコは驚くほど立派で、僕は目を丸くしていました。僕の父親とは比較にならない迫力です。
そして、僕にふんどしを締めながら、母がチラチラと亮一叔父のチンコを盗み見していることにも気付いていました。
もう、お気付きだと思いますが、僕はふんどしを母に締めてもらうことに強い抵抗を感じ始めていたのです。
第二次性徴が始まり、いよいよ大人の体へと変身を始めていた年頃。まあ、率直に言えばチンコに毛が生えて来て、それを母や雅子叔母さんに見られるのが恥ずかしい…という情けない理由で『はだか祭り』への参加を躊躇していたのでした。
今思えばくだらない理由ですが、思春期の少年からすれば一大事です。特に一番身近な女性である母や、密かに憧れている雅子叔母さんの目の前に、中途半端に大人になったちんぽを晒すのは死に勝る恥辱であります。(決して大げさではない!)
僕は陸上部の練習を理由に母の里帰りには同行しないつもりでしたが、母は聞く耳を持ってくれませんでした。
「なに言ってんの!亮一叔父さんはダイスケと一緒に御神輿が担げるって去年から楽しみにしていたのよ!陸上部の練習なんて、向こうで朝にでも走ればいいじゃない!」
すごい剣幕で叱られてしまいました。もしかしたら、母は今年も慎二とセックスするのを楽しみにしているのかもしれない。一人だけの里帰りは、なにやら気まずいのかもしれません。
基本的に、僕も父も母には逆らえない家庭内の力関係だったので、結局、不承不承ながら僕は母の帰郷に付き合うハメになりました。

『はだか祭り』は、毎年8月の12日から14日に掛けて開催されます。
12日と13日には普通に御神輿を担いで町の中心部を練り歩いたり、お神楽を聴いたり出店を見て歩いたりして過ごし、そして14日が本宮で、この日に有名な神輿競争が行われるのです。
「ダイスケ、いい体になったな。今年からは一緒に神輿を担ぐぞ!」
僕の到着を待ちわびていたように、亮一叔父さんが目を輝かせていましたが、僕はどうしてもみんなの前で丸裸になることが気になって仕方がありません。
ただし、そんな悩みも宵宮の準備まで。いよいよふんどしを締める時がやってくれば僕だって開き直れるものなのです。
(ここでおどおどしては、男としてみっともない。誰だっていつかはチンコに毛が生えるのだから堂々と男らしく振る舞おう!)
僕は、座敷の真ん中に叔父さんと並んで立つと、着ているものを躊躇わずに脱ぎ捨て、膝間づく母の前に意識的に胸を張って立ったのでした。
(つづく)


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2012.04.09 Mon l はだか祭り l コメント (2) l top
母と雅子叔母さんと亮一叔父。部屋にいた3人の視線が一斉に僕の股間に集まったのがわかりましたが、僕は懸命に恥ずかしさに耐え、堂々たる男を演じていました。
亮一叔父は、僕の股間に目を走らせて、『ホホ~』って顔をしました。雅子叔母は、『へ~』って顔をしました。そして母は、『ふ~ん』って顔をしました。
3人とも目は柔らかく笑っていましたが、僕は内心、恥ずかしくて消え入りたい気分です。
「あらあら、あのダイスケもちょっと見ないうちに大人になるものね」
雅子叔母さんが明るく言いました。
「私も見るのは1年ぶりだけど…なんか生意気ね」
これはお母さん。
「ふむふむ、こりゃ女の子が放っておかんぞ!」
亮一叔父さんのオヤジギャグで3人が笑いました。
(ほら、やっぱりからかわれた!だから来たくなかったのに…)
いまさら言っても遅いのです。まあ、3人とも暖かな目で見てくれていることはわかったのでよしとしておこう。
ただ、僕として不本意だったのは、緊張でチンコがいつもより小さくなっていたことです。根元付近にうっすらと陰毛を生やせたコロンとした芋虫状のチンコが縮こまっています。
(いつもはもう少し大きいんだあ!勃起するとちゃんと剥けるんだあ!)
心の中で叫んでも、こればっかりは仕方がありません。
一方、すぐ横では亮一叔父さんがやはり全裸になって、雅子叔母さんの前に仁王立ち。チンコは相変わらずの迫力で垂れ下がっていますが、雅子叔母さんが、あらためて惚れ惚れとした眼差しで至近距離から見つめています。
そして、僕の母すらも遠慮がちながらも亮一叔父さんのチンコから目が離せない様子。
僕としては、叔父さんのチンコと比べられるのは御免こうむりたいのですが、並べて立たされているのだから仕方がありません。
なにせ叔父さんのチンコは、男の僕が見ても、とても男らしくてカッコイイ逸品だったのですから。

叔父さんのそれは、ただ大きいだけでなく、フォルムだってクールです。
スラリと長くて先っぽの部分は程よく膨らんで、皮は当然ながら完全に剥けています。野性的で獰猛なのに美しい。まるでサバンナを疾走する肉食獣です。
(僕のは草食獣か…いつか叔父さんのみたいに立派になるだろうか?…ダメだ。お父さんのチンコも草食系。それにしても叔父さんのが勃起したらいったいどうなるのだろうか)
そんな、いらぬ心配までしてしまいます。
『うちも一生懸命子作りには励んどるんじゃが、どうも子どもが出来ん。セックスが激しすぎるんじゃろか?』
去年、何げに僕に言った叔父さんの言葉を思い出しましたが、叔父さんもチンコを勃起させて雅子叔母さんとエッチするのだと思うと、なにやら急に胸がドキドキしてきました。
そんな僕の視線に気付いたのか、母が慌てて叔父さんから視線を外すと、軽く咳払いをして、あらためて僕の下半身と対面しました。
なにやら母の目の縁が赤くなっていて、僕に否応なしに去年の慎二との関係を思い出させます。
(お母さん…今年も浮気するつもりなのだろうか?)
この一年で、僕の性に関する知識も飛躍的に深まりました。母が慎二と演じていた正常位、屈曲位、後背位といった体位の種類もネットで調べました。
そんなことを思い出してモヤモヤし始めた時、タテミツを締めようと母の手が、僕のチンコに軽く手を触れたのですが…
妙な興奮に取り付かれていた僕のチンコは、ひとたまりもありません。電光石火のスピードで血液を集めると、瞬時に母の指を跳ね返すように完全勃起して反り返ったのでした。
(つづく)


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2012.04.11 Wed l はだか祭り l コメント (2) l top