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「やっぱりね。で、もし子供が出来ちゃったとして、旦那さんとはどうするつもり?」
メグの問いに、
「ヒロリンの子供が出来て、まさか旦那に育てさせるわけにもいかないから、離婚よね」
と、ユリはさも当たり前のように答え、そして二人が僕の方に意味深な視線を送って寄越した。なにやら思わぬ方向に話が進みそうな予感。
「心配しないで。ヒロリンに責任を取ってとは言わないから」
ユリに微笑しながら言われたけど、さて、どんな顔をすればいいものやら…
「じゃあ、私も中出しをもらう!ヒロリンの子供を孕みたい!」
メグが弾んだ声で叫んだ。
「おいおい…」
「メグちゃんは、まだ若いんだから、冗談じゃなく妊娠するかもしれないわよ」
「いいのいいの。私もそろそろ子供が欲しいと思っていたのよ」
「…だったら自分の旦那の子供を産めばいいじゃないか!」
「だって、旦那の子供なんか欲しくないんだもん。私はヒロリンの子供が欲しいの!」
メグが毅然と言い放ち、ユリもまた、『同意!』と、張り切っている。
そして僕は途方に暮れたが、二人の女の妄想は、さらにエスカレートしていくようだ。
「二人で子供を産んで、このマンションで3人で一緒に暮らしましょうよ。いや、子供たちがいるから5人ね」
「5人だと、この部屋じゃ狭くない?その時は一戸建てが必要だわ。そのためにも、いつまでも無職じゃなくってヒロリンにバリバリ働いてもらわないと」
「君たちねえ…」
僕は、二人に圧倒されながらも、内心、『それも悪くないかも』と、思い始めていた。僕の子供が産まれるなんて想像もつかないことだけど、メグ・ユリが一緒なら、それもありかもしれない。その時には僕も働かなきゃなあ…まあ、あり得ない話だけど。

「さあ、そろそろあなたたちエッチしなさいよ」
ユリの言葉で、ふと現実に戻る。まあ、この際どっちが現実なのか、よくわからなくなっているけど。
「…ユリちゃん、見るの?」
メグが柄にもなく、恥ずかしそうな声を上げて、ユリが、
「なに言ってんのよ。さんざん私のは見たくせに」
と言って笑った。
「だってヒロリンの、まだ元気がないし…もうダメなんじゃない?年だから」
「だからあ…メグちゃんが元気にしてあげるのよ」
一度終えた余裕なのだろうか、なにやらユリが主導権を握り始めたようだ。
『ほら、早く』と、ユリに促されたメグが、素直に『うん』と頷いて、僕ににじり寄り、ためらいながらペニスを手にした。
明るい照明の下、あらためてエッチを始めるのは、なにやら気恥ずかしく、ペニスもまだ柔らかな状態。そんな僕の体を、ユリがそっと布団の上に横たわらせた。そして、自らバスタオルを取り去って下着姿になると、僕の耳元に唇を寄せて、『ほら、リラックスして』と優しくささやいた。
僕は、上半身をユリに、下半身をメグに委ねる形になり、なにやら安らいだ気分になったが、やがてペニスが温かなメグの口に含まれるのを感じた。
「うう…」
陶然とする僕の顔にユリの顔が近付いてきて…そして唇が合った。メグにペニスを吸われ、ユリに舌を吸われる。なんだか赤ん坊になったような不思議な感覚だったけど、ペニスが鋭く勃起してきたことは実感出来た。
ユリの官能的なキスに、ボーッとなりながらも、やがて、ペニスが口とは違う温かな器官に締め付けられるのを感じた。メグが僕の上にまたがって、上から結合したのだ。
メグとは、今日だけでいろんな戯れ方をしたけれど、挿入したのは始めてだった。ユリとはまた違う素晴らしい弾力性と締め付け。濡れて蠢いて、非常な快感だ。
「あ…ああ!」
一呼吸遅れて、メグのうめき声。すりすりと腰を回して、濡れたあそこを擦り付けてくるような動きだった。
やがて、メグが腰を上下させて女性上位のままピストン運動を始め、その結合部分をユリが前から覗き込んでいる。
そして上気した顔を僕に向けると、静かにブラジャーとショーツを取った。これで、再び3人揃って全裸になったことになる。
(つづく)

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2011.07.30 Sat l 優雅で退屈な休暇 l コメント (6) l top