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(じゃあ、どうする?)
ドアの隙間から覗く?ダメだ。新しいマンションのドアに隙間など無い。
窓から覗く?たしかに母たちの寝室はベランダに面してはいるけど、三浦さんがお休みの日にゆっくり朝寝できるよう、いつも濃紺の遮光カーテンが張り巡らされていて、中は覗けそうにない。
寝呆けたフリをしてエッチの最中にドアを開けてみる?んなアホな…
ではカメラを仕掛けて盗撮を…
そこでふと右手を止めた。オナニーのおかずとしては面白いけど、実際にそんなこと出来るはずが無いし、してはいけないことでもある。もしそんなことをして発覚したら…母は悲しむだろうし、三浦さんには軽蔑されるに違いない。
(ダメダメ!そんなこと絶対ダメ!)
私はオナニーを中断して首を振った。
とりあえず声を聞けるだけで満足しよう。見られない分は得意の妄想でカバーすればいい。
そう自分に言い聞かせたのだが…人生、思わぬところにチャンスが転がっているものである。

その日は高校一年最後の期末テストの初日。3科目で終わったので、私はお昼ご飯をうちで食べようと帰宅を急いでいた。
(お昼を食べたら少し眠ろう)
ほんのつかの間の戦士の休息を求めて、私は何も考えずに家のドアを開けたのだが…
なにやら、いつもとは違う空気を感じていた。そして、その空気はエッチなものを孕んでいることを本能が知らせた。私は無意識に足音を潜めながら廊下を歩き、リビングへと向かった。ガラスが嵌め込まれたリビングのドアが少しだけ開いていた。そこで立ち止まって中を覗き込んでみると…
そこには3人掛けのソファーが置いてあり、ドアの方からは背もたれの裏部分が見えるのだが、その背もたれの上に母の裸の上半身だけが見えていて、その体が激しく上下に動いていた。
(!)
私は息を飲んで、体を壁の陰に隠し、目から上だけをドアの隙間から出して室内を伺った。
「あっ!あっ!あっ!」
母が、アゴをのけぞらせて口を開き、激しくあえぎながら体を動かしていた。それに合わせるように裸の乳房が揺れていた。大きくはないが形の良いおっぱい。遠目にも乳首が勃起しているのが見て取れた。
やがて下の方から男の腕が伸びてきて、母の乳房を優しく撫で回し始めた。
いきなりそんな場面に遭遇して度胆を抜かれた私だったが、すぐさま状況を把握するあたりさすがだ。
この日は平日だけど三浦さんがお休みだと、朝、母がチラッと言ったのを思い出したのだ。最近さらに仕事が忙しい三浦さんは、この日を土日出勤した代休としていたのだ。そういえば、ここ数日はエッチもしていなかったみたい。だから、私が学校に行っている隙に、真昼間の情事としゃれこんだのだろう。
季節は冬とはいえ、窓からは明るい日差しが暖かくした部屋に射し込み、母の横顔から上半身をくっきりと映し出していた。
だいたい最近の母は三浦さんの世話にばかり気持ちがいって、私がテスト中で早く帰ることなんて、まるで眼中になかったようだ。
(やれやれ…)
そんな母にため息を吐いたが、もちろんそれどころではない。夢にまで見た二人のエッチが、目の前で明るい陽光の下、繰り広げられているのだから。
(つづく)

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2012.10.28 Sun l 母と私とおじさんと+1 l コメント (4) l top