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僕と祐二は幼馴染で、また母親同士も親友だ。
小学生時代から、夏休みになると祐二の家が所有する海辺の別荘に遊びに行くのが恒例になっていた。
両方の父親は仕事人間で、あまり家庭を顧みないタイプだったこともあり、僕らはいつも母子2組で出掛けていた。
初めてその別荘に行ったのは、たしか僕らが小3の夏。
別荘から歩いて行ける距離に、観光客なんてほとんど来ない、狭いけれど白くて静かな砂浜があって、僕ら子供はそこで穏やかな波と戯れ、母たちは日頃の疲れを癒すようにパラソルの下で午睡を楽しんでいた。
明るい陽光の下、チューブに乗っかって浮遊しながら、僕は意外と露出度の高い水着で寝そべる母たちの姿を遠くから眺めていた。小3ともなれば、充分そういうことが気になる年齢なのだ。

夏の光がようやく和らいだ頃、僕らはおのおの荷物を担ぎ、水着のまま別荘に歩いて戻ると、祐二ママの提案でそのまま4人でお風呂に直行することになった。
小3男子ともなれば、母親と一緒に入浴することに少なからず抵抗を感じる年齢だ。僕も自宅では一人で入浴する習慣が付いていたのでちょっと戸惑ったけれど、祐二が意外とそういうことに拘らないタイプだったので(後で聞いたのだが、普段から祐二は母親と入浴していたらしい)、恥ずかしかったけど平静を装って、みんなと一緒に旅館のように大きなお風呂に入った。

お風呂では、母親のおっぱいを久しぶりに見て懐かしかったけど、やはり祐二ママのヌードが気にかかる。
母のものより、はるかに大きくて形もいいおっぱいをドキドキしながら盗み見したのを思い出す。
母のより薄い祐二ママの陰毛と、その下に見え隠れする割れ目に思わず見とれてしまい、気付いた祐二ママに『ククッ…』と笑われてしまい、照れ隠しに湯船に飛び込んで母に叱られた。

それ以降、毎年夏休みになると、4人で祐二家の海辺の別荘に出掛けるのが夏休みの大事なイベントのひとつとなり、僕の秘かな楽しみでもあった。
僕は前年のお風呂で見た、祐二ママの白い裸体が気になって仕方がなかったのだ。

普段から親しく交わる二組の親子だったが、祐二は僕の母親に妙になつき、僕は僕で優しい祐二ママに惹かれていった。
四年生の夏休み、前の年に続いて海辺の別荘に出掛けた僕らだったが、どんな展開だったか会話の流れで祐二ママが、
『別荘にいる間、親子交換しない?』
と言い出した。
僕は一瞬どういうことなのかよく理解出来なかったのだが、祐二は即座に『いいねえ』と、大人びた返事をし、僕の母は苦笑するだけ。やっと僕が理解する頃には、別荘限定での母子チェンジが決定していた。
もちろん親子交換と言っても他愛のないもので、寝室を入れ替えるぐらいのもの。祐二家の別荘には、いわゆるツインのベッドルームが三つあり、いつもはその一室で僕は母と寝ていたのだが、その夜からは祐二ママと同じ寝室になった。
その夜は、ベッドに入ってからしばらく学校のことを話していたが、不思議なワクワク感にもかかわらず、結局はすぐに眠ってしまった。

翌日は朝からビーチに出てのんびりと泳ぎ、お昼前、祐二ママが『一度戻ろう』と声を掛けたが、僕の母が『もう少し祐二クンと泳ぐ』と、祐二と手をつないで海に入って行った。
僕は、甘酸っぱい羨望感に襲われながら、遠ざかる母と祐二の後ろ姿を見つめていたのだが、『じゃあ、私たちだけで戻ろう』と、祐二ママが僕の手を取ってくれた。
僕は嬉し恥ずかしな気持ちで、祐二ママと手をつないで別荘に戻った。
(つづく)

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2010.07.15 Thu l 夏休み l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

う[i:63918]ん今度は
母親を交換ですかぁ?。
さてはて一体どうなる事やら。
あと、主人公二人の人間関係がどうなるか見物だわなぁ。
2010.07.15 Thu l 私の碇で沈みなさいっ!. URL l 編集
私の碇でさんへ^^
やっと動き始めました^^
展開は未知数ながら、なんとか書きあげたいと思います。
人間関係、けっこう紆余曲折がありそうです。
2010.07.16 Fri l スマイルジャック. URL l 編集

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