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「えっ?僕が?…気付きませんでした」
たしかに将来のゆきえとの性生活に想いを馳せていたら、たまらなくなったのは事実ですが、まさか言葉に出していたとは…。
「ゆきえにされることを想像していたのね。それでいいのよ。そのうち、きっとゆきえもしてくれるようになるから」
僕は、優しいゆきえママの言葉をありがたく聞く反面、
(性交時に、無意識に女性の名を呼んだりしないよう注意しなくては…)
と、冷静な反省もしていました。
まさか、ゆきえとセックスしている時に、ゆきえママの名前を呼ぶことは無いでしょうが、奈緒の名前は出ないとも限らずですから。

やがて、ゆきえママは水分をたっぷり含んだティッシュを持って部屋を出て行き(たぶんうがいをしに行ったのでしょう)、僕はノロノロと服を着始めました。
「あの、おばさん…じゃあ帰ります」
「はい、お粗末さまでした。あまりここには来ない方がいいわよ」
「あ、はい。ありがとうございました」
そして、けだるい満足感の中、ゆきえ宅を後にしたのでした。

運命の奈緒の誕生日当日!…ってほど、大げさなものでもないのですが。
いつも土曜日の午後は、ゆきえと二人っきりで抱き合って過ごすのですが、その日は二人で奈緒へのバースデープレゼントを買いに街に出ました。
僕としては、昼間のうちに一度ゆきえとエッチしておきたかったのですが、せわしないということであっさり却下されてしまった。
女の子が喜びそうなファンシーショップに入って、2,000円づつ出し合って、ヒマワリがデザインされた斜め掛けのポシェットを買い、ラッピングしてもらいました。
そして時間をつぶすために二人でティールームへ。
「なんだか、ケンちゃんとの久しぶりのお泊まり、緊張しちゃう」
「うん。奈緒が眠ったら、思いっきりエッチしようね」
「…奈緒ちゃんが、そう簡単に二人っきりにしてくれるかなあ?」
ゆきえは、楽しみにちょっぴり不安を織り混ぜたような表情でしたが、僕もちょっと複雑。奈緒は密かに3人で寝ることを計画しているようですが、僕としては、ゆきえが嫌がることは絶対にしたくないのです。
(奈緒がうまくやるだろうし、すべては流れに任せよう。僕は、最低限ゆきえとエッチ出来たら満足なのだから)

約束の午後5時ちょうどに奈緒宅に到着し、まずリビングに通され、さっそくプレゼントを手渡しました。
「奈緒ちゃん、おめでとう!」
「奈緒、おめでとさん!」
「ウワ~!可愛いポシェット!ゆきえが選んでくれたの?(相変わらず、センスがイモねえ)」
ちなみに最後の()内の言葉は、僕にだけ聞こえるよう囁いたものです。あんまりゆきえをイジメるなよ…。
さて、ダイニングに移動してビックリ!テーブルの上には、ぎっしりと御馳走が用意されていたのですが…
「スゴイ!すごすぎる…奈緒が作ったのか?」
「ありえないでしょ!全部ケータリングよ」
(つづく)

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2013.06.01 Sat l 想い出エッチ・高二編 l コメント (1) l top

コメント

さすがっていうか
奈緒ちゃんはなんてぇいうか誕生日の日くらい自分で料理しようという志が無いんですかねぇ?wwww。

「相変わらず、センスがイモねえ」って毒づくあたり
さすがだと思いますわ。

ところでゆきえママンは主人公とゆきえの関係に気づいてないんだろーなぁwwwww。



2013.06.03 Mon l 大高忠敬. URL l 編集

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