エッチなおはなし
エロは地球を救う!モーツァルトのような無垢なエロを書きたい・・・
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背徳エッチへのお誘い 11
僕のペニスを受け入れた由美のそこは熱くたぎっていた。
「ねえ、何回ぐらいしたの?」
「ああ…3回です…お願いですから動いてください!」
妻が動きをねだるなんて、かつて無かったことだが、それより僕は妻が答えた『3回』という数字にこだわっていた。
3回ですむはずがない。根岸のバカは由美を撮ったビデオテープだけでも10本はあると言っていたのだから。
でも、そこはそれ以上の追及はせず、本格的な動きへと移って行った。僕自身もガマンの限界だったし。
妻がいつになく乱れたのは、高校時代を思い出したからだろうか?僕の背中を掻き抱きながら、続けざまに声を漏らしている。
僕も興奮の渦に巻き込まれながらも、さらに妻を追及することを止めることが出来なかった。
「由美は…その彼氏のことを…なんて呼んでいたの?…名前で呼んだ?」
「ああ…忘れました」
「忘れるわけないだろ?…ね…教えて」
「どうしてそんなことを…あっ、あなた!」
激しく運動しながらの夫婦の会話だ。
「あなた?あなたって呼んでたのか?」
「あっ…あなただなんて呼ばない…先輩って呼んでました…ああ!」
言葉の戯れだったが、うまく聞き出すことが出来た。
「先輩って呼んでたんだね?…じゃあ…その先輩は由美のことを…なんて呼んでた?…由美って…呼んでた?」
僕も激しく上下運動を続けていたので、息は切れるし、なにより性感が高まっていて暴発寸前。でも由美がその気になっている今を逃すわけにはいかず、最後の質問をしたのだった。
「ああ…忘れたわ」
「…忘れたなんて言わないで…由美って呼び捨てにされてたんだね?」
「ああ…違う!…先輩は…私のことを…谷田部と…あっ、いい!」
「谷田部?苗字で呼ばれていたのか!」
それを知ってどうなるものでもなかったが、妻と竹下の関係がリアルに浮かび上がってきて、僕はさらに興奮した。
「そうか…谷田部か。じゃあ今日は僕も谷田部と呼ぶから君は僕のことを先輩って呼んで」
突然の思い付きだったが、妻は慌てた。
「えっ?そんな…イヤです!」
僕の下で身悶えする妻をさらに責め込みながら、
「谷田部、谷田部気持ちいいのか?」
と耳元に囁き掛けた。
すると次の瞬間、妻のあそこから熱い液がジョワーとシャワーのようにあふれ出て、僕のペニスをまぶした。妻は『谷田部』と呼ばれたことに激しく反応したのだ。
「ああ、あなた!…いい!」
「谷田部…谷田部、かわいいよ!」
僕たちはしっかりと抱き合いながら、一気に坂道を駈け登った。
「ああ、あなた!」
「谷田部のおまんこが…オレのを締めつけて…」
とっさに『オレ』と言ったのは、竹下なら『オレ』と自称しそうに思ったから。
「ああ、あなた…もうダメ!」
「よし!気持ち良くなれ、谷田部!」
「ああ、先輩!先輩イクッ!」
(つづく)
2010.04.29 Thu
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背徳エッチへのお誘い
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背徳エッチへのお誘い 12
直後、妻はガクガクと腰を激しく動かすと、ノドの奥から『ウウーン!』と声を振り絞り、そして痙攣しながら意味不明な喚き声を上げた。
そして僕はと言えば、ついに妻に『先輩』と呼ばせた興奮の絶頂の中、妻の中に激しく大量の射精をしたのだった。
セックスの後の心地よい脱力の中、僕は愛しい妻の体を愛撫していた。
妻は目を閉じたままぐったりと弛緩している。
ついに妻は、『先輩!』と叫びながら、かつてないほど深く激しい歓びを迎えたのだが、そんな妻のことが愛しくってならなかった。
他の男のことを思いながらイッてしまった妻のことを、夫なら怒るのが普通だろうか。
でも懸命に抵抗しながらも、最後に夫の口車に乗って『先輩イクッ!』と叫んでしまった妻をどうして責められよう。
そんな妻をより一層愛しく思う自分の心はたしかにマジカルだが、もしかしたらそれは好きな女の子をいじめてしまい、その自責の念でさらにその子を好きになる…そんな感情に近いのかもしれない。
やがて陶酔から醒めた妻が、僕の裸の胸に顔を擦り付けてきた。
「あなた、ひどい…恥ずかしいわ」
いつになく甘えた妻がさらに愛しく感じられて、額の生え際にキスをした。
「由美だって、すごく感じてたじゃない」
妻はイヤイヤをするように首を振ると、
「知りません」
と、切なそうに鼻先を僕の胸に押しつけたのだった。
僕はそんな妻の肩を抱きながら、幸せに酔い痴れていた。
それ以降、以前の淡白な夫婦生活がウソのように、僕らは頻繁にセックスをするようになった。
由美と交わった問題の日曜日の夜、再び求めて驚かせたが、さりとて妻も拒みはしなかった。
僕は午前中の興奮の嵐が冷めやらず、再び妻に高校時代を思い出させたかったのだが、それを口にするのも照れ臭く、無言で肌を合わせていた。
それでも妻の体は熱い愛液に濡れ、甘い喘ぎを繰り返すのは脳裏に高校時代の先輩との性交が残っていたのかもしれない。
静かな行為のラスト、僕が思い切って、
「谷田部!おまんこに出すぞ!」
と叫ぶや、妻は大声で、
「ああ、先輩!中に出して!」
と応え、にわかに痙攣するや、あられもない声を上げて果てたのだった。
僕らは抱き合って息を整えていたが、やがて妻が、
「今日は二度とも避妊をしませんでしたね?」
と、心配そうに言った。
「危ないの?」
「いえ…たぶん大丈夫だと思うけど」
「出来たら生めばいい」
僕の言葉を聞いて、妻はクックッと笑った。
「簡単に言ってくれますね。産むのは私なんですよ」
「出来たら3人目は僕が産んでみたい」
和やかな空気の中、休日の夜は更けていく。
(つづく)
2010.04.30 Fri
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背徳エッチへのお誘い
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背徳エッチへのお誘い 13
1日に二度交わるなど、いつ以来のことだろうか。
やがて安らかな寝息を立て始めた妻の様子を伺いながら、僕はぼんやりと考えていた。
それにしても、妻はこの日二度目の性交の時にも『先輩』と叫んだのだが、それは僕にとっては驚きだった。
一度目は僕にそそのかされて思わず口走ってしまったと言い訳ができるが、二度目は明らかに確信犯。妻は夫に抱かれながら他の男のことを想い、そして絶頂に達することに背徳的な歓びを覚えてしまったのかもしれない。
でも、それでは僕の立つ瀬は?
そう考えると女の強欲さに肌に粟立つものを感じるが、否、この状況を望んで妻を誘導したのは他ならぬ僕自身なのだ。
なんのことはない、妻は僕を喜ばせようと迎合したに過ぎないのだ。
つらつらそんなことを考えているとなにやら可笑しくなってくる。
そんなことはどうでもいいではないか。
僕たち夫婦に性の歓びが戻ってきたのだ。以前よりはるかにグレードアップして。
明日の夜も妻を抱こう。
僕は静かに妻の額にキスをすると、満ち足りた眠りの世界へと落ちて行った。
それからは、まるで新婚時代に戻ったように密度濃く愛し合った。
そして行為は『谷田部と先輩』を演じることで、かつてない盛り上がりを見せることになる。
もともと照れ屋でもある僕は、ピロートークなどと言われるものは苦手で、妻と交わる時も終始無言。妻もそれに合わせたのか静かな喘ぎ声を漏らす程度。
思えば付き合い始めた頃の妻はけっこう大きな声を立て、クライマックスでは『イクッ!』と叫ぶのが常だった。それがいつしか僕に合わせたサイレンスセックスに変わっていた。
と言うことは、付き合い始めた頃の妻は、それまでの男(たぶん竹下)に合わせていたと言うことになる。そして僕と付き合い始めて今度は僕のスタイルに合わせたのだ。
それを意識しているかどうかは定かではないが、女とは無意識のうちに男に合わせて行くものなのかもしれない。
おいおい…男女同権を通り越して女性絶対優位時代が来ようとしている現代、そんなことを言うと吊し上げられるぞ。
妻の乳首を吸いながらそんなことを考えて、思わずクスッと笑ってしまった。
「…どうしたんですか?」
不審気な妻に、
「いや、由美はいい女だと思って…」
と誤魔化す。
「じゃあ、どうして笑うのですか?」
「まあいいじゃない。それより…僕のを口で」
妻は不満そうではあったが、素直に僕の下半身に顔を移して行った。
妻はフェラチオが好きな女だ。好きなと言うか苦にしないと言うか…
僕が制さなければいつまでも続けてくれる。
しかも愛液不足だった時でさえ、クンニリングスよりフェラチオの方がむしろ濡れるような女だった。
結婚前の性体験に乏しい僕には、妻と他の女性との比較はあまり出来ないのだが、それでも由美の口戯はレベルが高いと思う。
ポイントを得ているし唇と舌の使い方が絶妙で、いつも僕を陶然とさせる。
若い頃は我慢出来ずにそのまま口にこぼしてしまったことも一度ならずあった。
そしてそんな妻の技巧が昔の男に教え込まれたことは明白だった。
(つづく)
2010.05.01 Sat
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背徳エッチへのお誘い
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背徳エッチへのお誘い 14
しかし、当時の僕はそれを深く考えたりはしなかった。
由美の人生になにがあったにしろ、すでに僕のものになったのだから斟酌しても意味が無いと思っていた。
でも、竹下の登場で由美の過去が俄然気になり始めたのだ。
由美の性戯の巧みさは竹下が教え込んだものと考えて間違いないだろうが、妻の昔の男と面識を持ってしまったため、よけいに気持ちは複雑だ。
僕はフェラチオに集中する妻に質問をしてみた。
「ねえ由美…先輩にもそうやって口でしてあげたの?」
由美が顔を上げた。
「先輩にはしていません。口でするのはあなたが初めてです」
妙にスラスラ答えるのがかえって怪しいが、もとより妻のこの言葉は信じられなかった。
質問を変えた。
「じゃあ僕のペニスと先輩のペニスではどちらが大きかった?」
妻は目を伏せたまま僕のペニスをしごいたが、やがて、
「よく憶えていませんが、あなたの方が少し大きいと思います」
と、答えた。
これはどちらとも判断し難い。僕のペニスは特別大きくもなければ小さくもないと思う。
僕はペニスに限らず全ての面で標準なのだ。それ以上でも以下でもない。
「そうかそうか。じゃあ今日は後ろから入れたいな」
大きさを褒められて、いい気になった単純な男を演じながら妻を四つん這いにさせると、よく練り込まれた妻の性器に後ろから挿入していった。
僕ら夫婦はあまりドッグスタイルは取らなかった。
やはり愛し合うには顔を合わせたいしキスもしたい。それに後背位はどうも動きが不自然でしっくり来ないのだ。
おまけに妻の愛液が不足するようになってからはさらにギクシャク感が増し、この体位は敬遠していたのだった。
ただ、最近の妻は豊潤に濡れるようになっていたし、むしろ顔を合わせないところにこそ後背位の面白味があると思うようになった。
妻から僕の顔が見えないのなら『先輩ごっこ』には最適ではないか。
僕は緩やかな動きで、ここ数年で豊かさを増した妻のお尻を抱きながら、
「先輩ともこの体位でしたの?」
と問い掛けた。
「…一度だけ」
背中越しにそう答えた瞬間、由美がジュワッと新たな液を湧き出させて僕のペニスを温かく濡らした。自分の言葉に敏感に反応したのだ。
「一度だけ?先輩との3度の経験のうち一度はバックだったんだね?」
もちろん『先輩』との性交渉が3回で住んだとは思ってもいなかったが、今のところはそれを信じていることが前提。会話の最中も絶えず二人の腰は動いていた。
内心の興奮を隠しながら聞く僕に、妻は、
「あ…はい…その時は外だったので…」
と意外な答えを告げた。
「外?屋外で交わっていたの?」
さすがに驚いた。
「はい…その時は…神社の境内で…」
「…」
高校生と言えば金も無いし交わる場所を探すのも大変なのかもしれない。それにしても妻の口からそんな事実を聞こうとは…
(つづく)
2010.05.02 Sun
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背徳エッチへのお誘い
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背徳エッチへのお誘い 15
「境内で…立ちバックで入れられたんだね?」
妻の驚愕の告白に、突っ込まざるを得ないだろう。
「あっ、はい…ああ、いい!」
僕に突かれながら妻がお尻の動きを変えたのは、かなり性感が高まっていると思って間違いないだろう。前後だけでなく左右に腰が振られ、さらにそこに円運動が加わる。
妻の思わぬ告白にエキサイトした僕は、にわかに『先輩』に豹変した。
「谷田部!お尻から犯されて…気持ちいいのか?」
僕も後背位を長時間続けると、腰に疲れの出る年齢になってしまったが、ここは後には引けない。懸命に腰を繰り出しながら、先輩を演じた。
「ああ、いいです!先輩、いいです!」
妻の声が上ずり、とたんに腰の動きが素早くなった。僕もそれに対応してスピードを上げる。
お互いのリズムの取り方は長年のまぐわいで把握仕切っていた。最近でこそセックスの回数は減ったものの、僕は妻一人にずっと没頭してきてその肉体を探求し尽くしていたし、妻は従順に僕に仕え、それに応えてくれた。
動きは絶妙、あうんの呼吸。
「ホントは先輩のちんぽの方が大きかったんだろう?」
もはや『僕』なのか『先輩』なのか訳がわからない。
「ああ…忘れました!」
妻はさらに溢れさせながら乱れた。いつの間にやら動きは回転運動からシンプルな前後運動へと戻っていたが、これは妻が登り詰める時のパターンだった。
「よく思い出してみろ!どっちのが大きい?」
いつもの僕ではありえない乱暴な言葉使いだったが、最近の妻はしっかりとそれを受け止めてくれる。
「ああ、先輩です!先輩のが大きい!先輩のが大きくって気持ちがいいです!」
妻がお尻の穴を引くつかせながら叫ぶのを聞いた瞬間、僕の目の前で火花が飛び散り、挿入からいかほどの時間も経っていないのに、たまらなくなった僕は一気にドクドクと精液を注ぎ込んでいた。
静かに後始末をしながら、僕は先ほどの妻の言葉を確かめずにはおられなかった。
「ねえ…やっぱりその先輩の方が大きかったの?」
そんな情けない質問に妻はいかにも心外そうな顔で、
「大きさなんて忘れました。ただそういう風に言った方がいいのかと思って…あなたがイヤならもう言いませんけど」
と告げたのだった。
「いや…そう言うわけでは…」
なにやら妻の物言いに圧倒されてしまった。
あくまでも『先輩ごっこ』は夫婦のセックスの刺激剤と言いたいのだろう。そしてそれを望んだのは他ならぬ僕自身であり、それが嫌ならもう言わないと言う。
妻がそんな開き直った言い方をするとは意外だったが、たしかにそれが嫌なら再びサイレンスセックスに戻るだけなのだ。
でももう戻れない。言葉の遊びに目覚めた僕が、それを捨てられないことを妻は知っている。
現に自分より先輩の時の方が感じたなどと言う妻の残酷な言葉に、僕は有り得ないほど興奮し、あっけなく果ててしまっている。
まだまだこの遊びは手放せないのだ。
妻のことは、おとなしく従順なだけの女だと思っていたが、心の内部にはなにやらギラッとしたものを含んでいることに気付き、僕は茫然としたが、さりとてそれは不快なものでは無く、むしろ僕の胸を躍らせた。
(つづく)
2010.05.03 Mon
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