2ntブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
それからユリちゃんの質問責めが始まり、私はひとつひとつに丁寧に答えてあげました。
あっ、もちろんケンちゃんのプロフィールに関してのことが中心で、ホントに肝心なことはぼかして話しましたよ。
たとえば、私たちが付き合うきっかけになった私とケンちゃん、それに奈緒ちゃんの3人で、負けたら着ているものを脱いで行くゲームをしたなんてこと話せるわけないですから。
「ふ~ん、で、キスはしたの?」
ユリちゃんが声をひそめて探るように聞いてきたので、
「ん?う~ん…したかな」
って勿体ぶって答えちゃいました。
「ヒエ~!マジっすか~!ゆきえちゃん、おとな~!」
「えへへ」
「でも、それ以上のことはしてないよね?たとえば胸を触られたとかさあ」
「え?ああ、それは無い無い」
ウソついちゃいました。ユリちゃんは、
「そうなんだ、キスまでなんだ。ふ~ん」
と、ちょっと安心したみたいです。
「でもいいな。私も彼氏欲しい~!」
「ユリちゃんなら、その気になればすぐにでも出来るでしょ?」
「う~ん、それがそうでもないのよ。好きな人には振り向いてもらえないのに、変なオタクっぽいヤツからキモい手紙もらったりするのよね。オタクとか死ねばいいのに」
…って、それはちょっと言い過ぎだと思う。
まあ、ほとんどの人がホントに好きな人とは結ばれなかったりするのが人生なのかもしれませんね。成功者の余裕からか、そんなことを思う私でした。

その夜は親戚一同で賑やかに夕食を共にし、その後、ユリちゃんと一緒にお風呂に入りました。
小学校5年生以来一緒に入るのは控えていた。だって、だんだん大人の体になってきていたし恥ずかしいじゃないですか。
でも、この年はユリちゃんに誘われて、何となく断りそびれてしまったのです。
私がこそこそ脱いで、裸になってもタオルで前を隠しているのと対照的に、ユリちゃんは大胆にすっぽんぽんになると、前も隠さずに浴室へ入って行ったのでした。
その胸やお尻、それにあそこのあたりに思わずに見とれてしまいます。
キレイに盛り上がったまっ白いおっぱい、引き締まったお腹とお尻、程よく生え揃ったあそこの毛、すらりと伸びた長い脚。
「ユリちゃん、キレイ…」
思わず口に出してしまったほどです。
「そんなことないよ」
ユリちゃんは照れもせずにそう言いましたが、それに比べて私ったら…
相変わらず、胸もお尻も貧弱で、毛だってちょぼちょぼ。
(でも、いいんだ!ケンちゃんはこんな私が好きって言ってくれたんだもん)
それが私の心のよりどころです。
「ゆきえちゃん、彼とキスまでってウソでしょ」
「えっ!どうして?」
「だって、おっぱいにキスマーク付いてるもん」
「ええ~っ!ホントに?」
私は慌てて胸を確かめたのですが…
「へっへ、うっそだよ~ん!その慌てっぷりは、さてはおっぱいも愛撫されてるな?」
「ええ!ひどいよユリちゃん!」
私は真っ赤になって抗議です。
(つづく)

にほんブログ村 にほんブログ村へ
2010.10.22 Fri l ゆきえの冒険・中学生編 l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

なんか
ゆきえの「う~ん、したかな?」と台詞って経験豊富なのに余裕のない表情でいってそうなのが面白いですよね

しかしゆりちゃんもあんまり男運が無いというか………。

炸裂するゆきえたちのガールズトーク、そしてその行き着く先は過激なものだった。

次回 ゆきえの冒険・中学生編 第3話 過激なエロトークを炸裂させろ! ゆきえ!
2010.10.23 Sat l 私の碇で沈みなさいっ!. URL l 編集
私の碇でさんへ^^
久々の碇でさんの予告編、ありがとうございます^^
ゆきえちゃんも内心、ゆりちゃんに対抗心があるのかもしれません^^
2010.10.25 Mon l スマイルジャック. URL l 編集

コメントの投稿












トラックバック

トラックバック URL
http://smilejack13.blog.2nt.com/tb.php/298-4365295b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)