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『初体験はたしかに痛いけれど、誰もが一度は通らなくてはならない青春の門なの』
僕の頭の中を、奈緒の言葉が神の啓示のようにリフレインする。
「ああ!ケンちゃん、痛い!」
苦しそうなゆきえのあえぎ声に、僕の心も折れそうですが、ここは心を鬼にしてでも頑張らなくてはなりません。妥協してしまったら一年前と同じなのです。
「もう少しだから…ガンバッテ!」
チンコに加えられた圧力強く、とても入らないような窮屈さでしたが、それでも少しづつ埋没していく感覚はありました。気が付けば亀頭の部分はすでにゆきえの中にあるようです。
「あっ、入ってる!少し入ってるよ!…痛い?」
「痛い…でも…ガマンする」
健気なゆきえに思わず涙がこぼれそうになりながら、それでも腰を進めて行くと、温かく濡れて、しなやかだけど堅いゆきえの性器が、徐々に開いて僕を包み込む感触がわかりました。
「ああ…」
「…もう少し」
まさしく二人の愛の共同作業。そしてついに、しっかりと根元まで挿入することが出来たのでした。
「入った!ゆきえ、全部入ったよ!」
「ああ…ケンちゃん!」
ついにゆきえとひとつになれたのです。この感動は、奈緒の体で初体験した時とはまた次元の違うもの。やはり僕が心底愛するのは、ゆきえなのだと実感する瞬間でした。
僕は静止したまま、ゆきえの髪を撫でてあげ、ゆきえの両手は僕の背中を優しく抱いてくれています。
ゆきえの体に包まれて、僕は性的な快感よりも心理的な安堵感でいっぱいでした。
「ごめんね。痛いだろ?よくガマンしたね」
「痛いけど…でも、大丈夫。これで私、本当にケンちゃんの女になれたのね」
”女”という表現が、とてもリアルに僕をくすぐりました。
「そう、これで僕たちは正真正銘の恋人同士だ」
チンコを納めたゆきえの性器から、ドクンドクンと鼓動を感じます。きっとこうしている間も、ゆきえは傷の痛みに耐えているのでしょう。
「じゃあ、離れるから」
ゆきえがハッとして僕を見上げました。
「エッ?ケンちゃん、中で出さなくっていいの?」
「それはまた今度でいいよ。今日はもう充分」
自分の気持ちよさのために、これ以上ゆきえに苦痛を強いることは僕の本意ではないのです。僕は慎重にチンコを抜いて行ったのですが、やはり痛いのか、ゆきえは眉間にしわを寄せていました。
一方、窮屈なゆきえの中から解放されたチンコは相変わらず元気いっぱいで、それは誇らしげにいきり立っていました。

離れるとすぐにティッシュをゆきえに手渡し、彼女はそれで股間を押さえたようです。
「血、出てる?」
ゆきえは、こわごわとティッシュを外すと、僕らの目に少しだけ赤い血を吸った紙が飛び込んできました。
「やっぱり出てる。あ!もしかしてお布団汚しちゃったかも!」
ゆきえが慌てて身を起こすと、やはりシーツの上に微かな血痕が。
「いいよいいよ、僕が自分で洗うから」
これで僕のベッドは、ふたりの処女の血を吸った超果報者と言うことになります。
(つづく)

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2011.02.22 Tue l 想い出エッチ中学生編・ゆきえ l コメント (3) トラックバック (0) l top

コメント

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2011.02.22 Tue l . l 編集
感慨深い瞬間やね
ホントに「喪失」の瞬間が良く書けてますね。
でもゆきえの「これでケンちゃんの女になれたんだね」という台詞は感慨深いッス。

ついに「喪失」の時を迎えたゆきえ、その先に見えるのは?。

次回 想い出エッチ中学生編・ゆきえ 第5話 女の子は急に変わるから気をつけろ! 主人公!
2011.02.22 Tue l 私の碇で沈みなさいっ!. URL l 編集
私の碇でさんへ^^
実際に中学生の男の子が、ここまで貫徹できるかどうかは不安ですけどね^^;
まあ、ある意味ケンちゃんはスーパーマンだから^^
いよいよゆきえも「女」になて、一皮剥けるかもしれません^^
2011.02.23 Wed l スマイルジャック. URL l 編集

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