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「す、すみません…」
叱られて、小さくなっているマコト君がまた可愛いくって、内心『ムフフ』と喜んでいる詩織さんでした。

珍しく、マコト君が早い時間に帰宅した日、てきぱきと家事を片付けた詩織さんが、翔クンとお風呂に入ろうとしたのですが、翔はテレビに夢中で聞こえないフリをしています。
「翔!早く来なさい!お風呂に入るわよ!」
詩織さんが、ちょっとヒステリックな声を上げた時、二階から下りてきたマコト君が、
「翔、マコちゃんと一緒にお風呂入ろうか?」
と、声をかけると、詩織さんを無視していた翔クンが、
「ウンッ、入る!」
と、元気に返事をして、嬉しそうに走ってきました。
「まあ、現金ねえ。でも、マコト君いいの?大変よ」
「大丈夫です。ちゃんと洗ってやりますよ」
「じゃあ、お願いしようかな。上がる時に声を掛けてちょうだい」
こうしてマコト君と翔がお風呂に入ることになったのですが、お風呂嫌いな翔が、嬉々としてお風呂に向かったのが詩織さんには意外でした。翔クンにとっては、大好きなマコちゃんとの入浴は、遊びの延長なのかもしれません。

しばらくして、詩織さんは脱衣所まで入って声を掛けました。
「マコト君、大丈夫?」
「あ、はい!今、シャンプーしてますから」
シャンプー?翔は大のシャンプー嫌いで、詩織さんでも手を焼くというのに、マコト君には大人しく洗わせてるワケ?ちょっと複雑な気分の詩織さん。たしかに、浴室と仕切られた曇りガラスのドアに、シャンプーハットを付けてお風呂イスに座った翔の小さな姿と、後ろから髪を洗ってやるマコト君の影がぼんやりと映っています。
でも詩織さんは、二人の肌色の影を見て、ハッとしてしまって…当然ですがマコト君も裸ですよね。
「じゃ、じゃあ、5分ぐらいしたらもう一度来るから」
詩織さんは急に緊張して、どもりながらそう言い残し、慌てて脱衣所を出ました。

思わぬ展開に、急に胸がどきどきしてきた詩織さん。一度、キッチンに戻って落ち着こうとしたものの、なんだか妖しい気持ちに囚われてしまって、台所仕事も手に付きません。でも、そうもしていられず、5分後、詩織さんは再び脱衣所に戻りました。
「どう?もう出られる」
中に声を掛けると、いきなりドアを勢いよく開け放った翔が、
「ママ~、出るよー!」
と飛び出して来たのでビックリ。
そして浴室には、翔の突然の行動を予期できなかった全裸のマコト君が、茫然と突っ立っていました。
詩織さんの視線は思わず1点に集中。
「アッ!」
われに返ったマコト君が、慌てて右手で股間を押さえ、左手で開け放たれたドアを閉じてしまいました。
「僕、ちゃんとシャンプーしたよ!」
興奮して話す翔に、
「そう、エライ、エライ」
とか言ってやりながらも、詩織さんは上の空。思わず見てしまったマコト君のオチンチン。大人のチンコを見るなんて、夫の昌明さん以外では初めてです(父親の除く)。
『…見~ちゃった…』

詩織さんは、翔の体をバスタオルで拭いてやりながらも、先ほどの反芻に余念がありません。
『昌明さんのは少し黒ずんでるけど、マコト君のはキレイな肌色だったわ。大きさは…普通?たぶん太さでは昌明さんだけど、長さ的には案外マコト君のが長いのかもしれない。先っぽは皮が剥けてたような…とりあえず包茎では無いわね。陰毛は薄めかな?でも、一瞬だったから細かなところまでは確認できなかったわ。あ~ん、写メでも撮れればよかったのだけど…』
混乱した詩織さんは、翔クンの体をごしごしと強く拭き過ぎ『痛いよ、ママ!』と、抗議される始末です。
(つづく)

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2011.11.08 Tue l My Lovely Little Brother l コメント (2) l top

コメント

さすが主婦の特権ですね
詩織さん、翔君を自分の下心の為に使ってますねぇ。マコトくんに気を取られすぎなせいか翔君の面倒みるのが疎かになってるようで(笑)。
2011.11.09 Wed l 私の碇で沈みなさいっ!. URL l 編集
私の碇でさんへ^^
はからずも翔君をうまく利用してしまっているようですね^^;
子供はいろんな意味で便利な存在です。
2011.11.12 Sat l スマイルジャック. URL l 編集

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