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『とにかく、キリッと引き締まった、カッコいいペニスだったことには間違いないわ。先日、裸を見られた時のお返しをしちゃった。でも…勃起したらどんな感じになるのかしら?』
翔に服を着せた後、食事の準備に戻りながらも、ずっとムフフな詩織さんでした。

その日は、旦那さんの帰りが遅くなるので、夕食は3人で取ったのですが、詩織さんはさっきの『事件』については触れず終い。マコト君をあまり恥ずかしがらせるのも可哀そうですからね。
でも、『み~た~ぞ~』という笑顔を含んだ意味深な視線はたびたび送っておいた。そのたびにマコト君は赤くなってうつむいていましたっけ。

さて、翌日マコト君が学校に出掛けた後、詩織さんは掃除機を持って、マコト君の部屋へと向かいました。
部屋の掃除とかは自分でやらせてと、実家のお母様からも言われていたのですが、たまには見てやらないとと思う詩織さん。最近、土日も外出してるから布団もあまり干してないみたいだし。
2階の部屋は、翔が小学生になったら独立させようと準備した子供部屋。それがマコト君の上京で、急きょ役立つことになったのです。
『あら、案外片付いてるわね』
詩織さんは、ちょっと物足りなく感じながらも、布団を窓から干し、床に軽く掃除機を当てます。
『あまり、お部屋をいじっちゃ悪いかしら…』
ベッド脇の小さなゴミ箱の中身を捨てようとして、ふと詩織さんの手が止まりました。
「ムムム…?」
ゴミ箱の中に、ゴミはほとんど入ってはいなかったのですが、中に敷きこんだスーパーの買い物袋の底に、丸められたティッシュペーパーの塊が。
「も…もしかして?」
詩織さんは、しばらく躊躇した後、指先でその白いティッシュをつまみあげ、顔の前に持ってきました。湿っています。
「これって…もしかして?」
詩織さんは、そのティッシュをフローリングの床の上にそっと置くと、その前に正座し、しばし黙考。
『多分、あれだとは思うけど、調べるのは憚られるわ。でも確認したい』
詩織さんの中の悪魔と天使が、しばらく格闘を続けましたが、えてしてこういう場合は欲望に押し切られてしまうもの。
『神様、はしたない私を少しの間だけ見逃してください!』
ミッション系の女子校出身の詩織さんは、静かに十字を切ると、右手の指でつまんだ柔らかいティッシュの塊りを、そっと鼻先に近づけてみました。
『クンクン…』
あの独特の饐えたような生臭いようなビミョーな匂い。間違いない!ティッシュには、男のペニスから放出される、あの粘っこい液体がたっぷりと含まれているようです。
『マコト君も、やっぱりそういうことをするんだ』
詩織さん、ちょっとショックです。もちろん、男の20歳前後がしたい盛りだということぐらい知識があります。実際、昌明さんは12歳から自慰を始めたと話してくれたことがあったし、大学時代は詩織さんがなかなか体を許さないので、悶々としながら毎晩オナニーしてたとも白状していました。
でも、あのおとなしくて誠実なマコト君とオナニーという行為が、どうしてもうまくつながらないのです。
『昌明さんは、学生時代は私を思い浮かべて、マスターベーションしてたって言ってたけど…』
昌明さんの言葉を借りれば、『詩織とエッチするとこ妄想しながら、せんずりばっかりかいてた』。
キャッ!せんずりって言わないで!恥ずかしすぎる!せめてオナニーと言ってください。
ティッシュをつまみながら、ひとり赤面する詩織さん。
『マコト君ったら、誰を思いながらマスターベーションをしたのかしら?』
妙にそのことにこだわる詩織さん。
『お気に入りだと言っていた前田敦子だろうか?大学のお友達かな?それとも、パソコンにエッチな画像でも隠し持っているのかしら?でも、もしかしたら…まさかとは思うけれど、万が一だけど、先日見られてしまった廊下での私の裸?…キャッ!あり得ないでしょう!』
(つづく)

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2011.11.10 Thu l My Lovely Little Brother l コメント (2) l top

コメント

なんだか
詩織さん、やる事が出歯亀じみてますねぇf^_^;。
でも、女性って自分の裸をオカズにされてるのをどう思うんだろう?。

P.S ちなみに私だったら大島優子か篠田麻里子かな?。
2011.11.11 Fri l 私の碇で沈みなさいっ!. URL l 編集
私の碇でさんへ^^
やはり女性も男性の生理が気になるのでしょうか^^;
僕はあまりAKBは詳しくないのですが、あっちゃん、大島優子、まりこさまぐらいはわかります^^
2011.11.12 Sat l スマイルジャック. URL l 編集

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