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順に入浴を終え、母と三浦さんは寝室に収まったようだ。
私は、自分の部屋でじっとタイミングを見計らっていたけど、やがて思い切ってベッドを出た。そっとドアを開けて廊下を伺う。暗闇と静寂。しばらく耳を凝らしたけれど、何も聞こえてこないので一度ベッドに戻ることにした。
(もう寝ちゃったのかしら?二人とも、けっこうな年だし、そんなにがっついてはいないのかも…)
そんなことを考えながら、ついベッドでウトウトしてしまう。
ハッ…と目覚めて時計を見るとちょうど深夜0時だった。私は再びベッドを抜け出した。
(もう一度、母たちの寝室を伺って、それで何も無かったら、もう寝ることにしよう)
ぼんやりそんなことを考えながらドアを開けて、一瞬に凍り付いた。さっきとは明らかに空気が違うと思った。なにやら生暖かい感じなのだ。そして、その原因はすぐにわかった。母たちの部屋から微かに漏れてくる妖しい息遣い。
(!)
私の緊張が一気に高まった。こういう場面に遭遇するのは生まれて初めてのことだけど、勘は働くものだ。
「ああ…」
微かな微かな母の声。私は確信した。今、二人は性交をしているのだ。
急に私の両膝がガクガクと震え始めた。意外に私はチキンなのかもしれない。
それでも私は力を振り絞り、音を立てないよう細心の注意を払いながら廊下に足を進めた。少しでもはっきり聞きたいと思ったのだ。
母の荒い息遣いと、たまに漏れ聞こえるうめき声。やがてベッドの軋む音も聞こえてきた。
私は安全を慮って、すぐに自分の部屋に逃げ戻ることの出来る位置に立ち止まり、神経を耳に集中させた。

二人の性交は驚くほど長く続いた。母の荒い吐息とあえぎ声が突如として止み、一段落したかと思えばまた再開される。その繰り返し。男の声は…聞こえない。たぶん低音の三浦さんの声は、廊下まで響いてこないのだろう。
私の膝の震えは収まっていたけど、じっと立ち続けることにさすがに疲れを感じてきた。
(一度、部屋に戻ろうかな…)
そんなことを考えた、まさにその時、母の鋭い声が廊下に響いた。
『あっ!ダメッ!…イヤッ!』
私は驚いた。普段の冷静で温和な母のものとは思えない叫びなのだ。
『ああ!志保さん!』
初めて三浦さんの声がはっきりと聞こえた。切羽詰まったようなその叫びに合わせて、ベッドが激しく軋む音。
『ああ…ダメッ!…イッちゃう!』
『う…うわ~!』
二人の叫びの後にやってきた静寂。そして、ほどなく聞こえてきた母のクスクス笑い。
(お母さん…なんだか楽しそう)
そう、セックスとは楽しいことなのに違いない。だから、みんなセックスに興味があり、そして大好きなのだろう。
(私は、まだこの境地はわからない…)
母の派手なクライマックスを聞き、なにやら羨ましく感じてしまう私だった。
(つづく)

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2012.10.18 Thu l 母と私とおじさんと+1 l コメント (4) l top

コメント

なんだか
主人公のやってるって出歯亀じゃん(笑)。
しかし三浦さんとお母さんとの絡みもう少し詳しく読みたいっす。
2012.10.18 Thu l 大高忠敬. URL l 編集
No title
まあ、女の子もお年頃になればエッチに興味津津^^
お母さんたちのエッチの模様は、これからも繰り返し^^;
2012.10.18 Thu l スマイルジャック. URL l 編集
No title
こんにちわー^^

なんか親のエッチを

こんなにわくわく(☆。☆)

盗みぎき?するむすめって
いるのかな~なんて(#^.^#)

おもっちゃいましたσ(^_^;)
2012.10.19 Fri l 林檎. URL l 編集
林檎さんへ^^
けっこう複雑な気分でしょうね^^;
でも興味はある。
ちょっとデフォルメしてみました^^
2012.10.20 Sat l スマイルジャック. URL l 編集

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