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バックで詩織さんを気持ちよくさせた後、再び正常位で抱き合った夫婦は、炎となって終局に向かって突き進みました。
しっかりと旦那さまに押さえ込まれ、巧みに腰を使われた詩織さんは、すでに体からあふれるほどに濡れていて、頂上に向かってまっしぐらです。
昌明さんの腰を挟み込んだ両脚が、だんだん天井に向かって伸ばされ、両手は男のお尻を抱いてピストンを補完する。
「ああ!あなた、イクわ!イキます…」
詩織さんの性器から、ジワ~ッと快感が広がり、体中が粘液質な気持ちよさに包まれ…あまりの快感に耐え切れず、『う~ん』とうめいて四肢を痙攣させた詩織さん。
薄らぐ意識の隅で、昌明さんの『詩織!イクぞ!おまんこに出すぞ!』と叫ぶのを聞き、詩織さんは眉間にシワを寄せたまま、唸りながら何度もうなづいたのでした。

ゆっくりと昌明さんが離れると、詩織さんは数枚のティッシュを引き抜いて股間に当てました。
翔が3歳の誕生日を迎えたのを期に、夫婦は避妊を止めて、中出しエッチを再開していました。そろそろ翔に弟か妹を作ってやりたいと話し合っていたのです。
詩織さんは、昌明さんの硬度を失いつつあるペニスをティッシュとタオルでキレイに浄めると、最後に愛情を込めて優しく口で吸い、そしてブリーフをはかせてあげました。
「はい、あとは自分で着てくださいね。風邪ひきますよ」
気怠げな昌明さんに声を掛け、詩織さんは全裸でバスタオルだけを手にして、ベッドルームを出てトイレへと向かいました。
几帳面で、昌明さんや翔クンのお世話には万全を期す詩織さんでしたが、自分のことに関しては意外とぞんざいで、この時も全裸でスリッパを履き、片手で股間のティッシュを押さえ、片手にバスタオルを持ち、前かがみになってトイレに向かっていたのですが…
なんと、ちょうど帰宅したマコト君と廊下でばったりと鉢合わせてしまったのです。
「…あっ」
「えっ?」
酔っているのでしょう、とろんとした目を瞬間的に見開いて、凍り付いたマコト君の前に、詩織さんは、
「キャッ!」
と、年甲斐もなく可愛い悲鳴を上げ、その場に体を抱えてしゃがみこんでしまいました。
「す、すみません!」
慌てたマコト君は、踵を返すと、足音も高く階段を駆け上がって行きました。
しばらくその場にしゃがみこんでいた詩織さんでしたが、マコト君が二階の部屋に入るドアの音を確認するや、慌ててトイレに駆け込んだのでした。

トイレに入り、便器に座り込んでも、詩織さんの心臓のバクバクは治まりません。
『帰宅したマコト君と、ちょうど鉢合わせたんだわ。私としたことがウカツ!セックスに夢中になりすぎて、マコト君の存在を忘れてた』
ずっと夫婦ふたりと幼い息子との三人暮らしに慣れ切ってしまった詩織さん、一世一代の不覚です。
せめて…せめてバスタオルだけでも体に巻いていたなら…
全裸、しかも股間にはティッシュが挟まれた状態でしたから、こっ恥ずかしいことこの上なし!
『エッチしてたのバレバレ…キャー!もう、私ったら!』
自己嫌悪で、カーッと顔に血が昇った詩織さん、トイレでおしっこをしながら大赤面。
ついでにビデであそこをキレイにして、今度はバスタオルをしっかりと体に巻きつけ、そっとトイレを出るとあたりを伺い、急いでベッドルームへ戻ったのでした。

すでに昌明さんは高いびき。詩織さんは、手早くショーツとパジャマを身に付けると、眠りこける翔クンの隣に体を滑り込ませました。
二階からはなんの気配も感じられません。
『きっと今頃、マコト君もドキドキしていることでしょう』
しばらくベッドで息を凝らして、そんなことを考えているうちに、詩織さんは落ち着きを取り戻しつつありました。
(つづく)

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2011.11.06 Sun l My Lovely Little Brother l コメント (2) l top

コメント

このあと…………
マコト君がどうするか凄く楽しみなんですが
しかしまぁ、詩織さんもうっかりしてましたねぇ。
さてさてこの後の展開が楽しみです(笑)。
2011.11.06 Sun l 私の碇で沈みなさいっ!. URL l 編集
私の碇でさんへ^^
マコト君としても予想外の展開で、ドキドキもの。
世の中どこに幸運が転がっているのかわからない^^;
2011.11.07 Mon l スマイルジャック. URL l 編集

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