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「奈緒のもスゴイ!」
「何がスゴイの?」
「あ・そ・こ」
「バ~カ…一休みしたらもう一回だからね」
「はいはい」
僕らは、柔らかな枕に頭を並べ、下半身にだけ薄い掛け布団を掛けて、寄り添いながらセックスの余韻に浸っていました。
奈緒からビックリするような提案を受けたのは、この後でした。
「でさあ、来週の土曜が私の誕生日だって、憶えてるよね」
「…」
「…忘れてたね?薄情モン!ちゃんとお祝いしてよね」
「ん?プレゼント?ドラえもんの塗り絵セットでいいのか?」
「…んなわけないでしょ。うちでパーティーやるから、ゆきえと一緒に来てよ」
ぼんやりとベッドの上で話していた僕だけど、ゆきえと一緒にと言われて、思わず隣で横になっている奈緒に目をやりました。
「実はその日、うちの両親、温泉に一泊旅行なのよ。一人娘の誕生日だと言うのに信じられないでしょ?でも、せっかくの機会だから、ケンちゃんとゆきえに、うちに泊まってもらいたいの」
僕の脳裏に、3人で夜通し遊んだ中三の夏の夜が思い出されました。
あの時は、奈緒の見ている前でゆきえとセックスをし、そしてゆきえと奈緒が交互にフェラチオしてくれたりしたのですが…
たしかに強烈な経験ではあったけれど、そのあと、ゆきえの奈緒に対する警戒感は並大抵ではありませんでした。
「う~ん、それはちょっと難しいんじゃないかな?ゆきえが嫌がると思う。中学ん時に3人で遊んだ後も、すごく気にしてたもん。『奈緒ちゃんと二人で会う?』とか『奈緒ちゃんとエッチしたかったんでしょう?』とか、スッゴクしつこく言われた」
「…そうでもないと思うな。ゆきえ、けっこうあの夜は興奮してたよ」
「エッ?」
「だって、私もケンちゃんも、ゆきえの機嫌を損ねないよう最大限に神経を使って、ゆきえはお姫様扱いだったでしょ?私の前でケンちゃんに抱かれて、自尊心大満足って感じだったし」
「そ、そうかなあ?」
「そうよ。だいたい、ゆきえは、私にコンプレックスがあったのよ。ルックスも成績も運動も。特にプロポーションなんて比べようも無いわけよ。そのゆきえが唯一私に勝ったと思ってるのが、ケンちゃんとのことなの」
ふ~ん…って、よく自分でそこまで言えるなあ。
「もちろん私にとっては、ケンちゃんなんてただのセックスフレンドよ。ワンノブゼムよ。いつでも切り離し可能な捨て駒だわ。『進撃の巨人』で言えば、巨人たちの興味を引いて、街から目を逸らそうとさせる囮の街みたいなもので…」
「もういいよ…」
「あっ、そう?でも困ったことに、ゆきえは私とのケンちゃん争奪戦に勝ったと思いこんでるのよ」
「そ、そうかあ?」
「で、あの夜は、彼女が主役になっちゃったじゃない。それに比べたら私なんて、あんたたち二人のサーバント?召し使い?奴隷?」
「…んな大げさな…奈緒だって楽しんでたクセに」
「だから、うまく誘えば今回もゆきえは同意すると思うの。今回も私の前でセックスして見せてよ」
「う~ん…」
(つづく)

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2013.05.09 Thu l 想い出エッチ・高二編 l コメント (2) l top

コメント

No title
おはようございます^^


ルックス 成績 運動すべて自分が↑
プロポーションなんて比べようも無い^▽^
ただの○○○スフレンドとかあ 捨て駒だとかあ

奈緒ちゃんそこまで言う~^^i

でも こんなこと言われても
にくめないキャラってことですよねえ(^▽^;)
2013.05.09 Thu l 林檎. URL l 編集
しかしまぁ
「見ている前でゆきえとS◎Xをし、そしてゆきえと奈緒が交互にフェ◎チオした」ってどんだけ大人の階段登りすぎてんだかwwwwww。

「私にとっては、ケンちゃんなんてただのセッ◎スフレンドよ」なんてぇ言う神経の大概ですな。

2013.05.11 Sat l 大高忠敬. URL l 編集

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